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- 授業前にひとこと
- 勉強のポイント
- 本文&和訳
- 重要単語
- 重要ポイント
- 【1】Eskimos go whale hunting in April when the ice on the Bering Sea starts to break up.
- 【2】In 1983, I went whale hunting for the first time at Point Hope.
- 【3】The hunters wait on top of an iceberg for the whales.
- 【4】When the right moment arrives, they sail out on boats called “umiak.”
- 【5】They are not always successful in whale hunting.
- 【6】But if they are lucky, all the villagers come running to pull the whale onto the ice.
- 【7】I still remember seeing an old Eskimo lady come dancing and singing, to give thanks for the gift from the sea.
- 【8】Once the whale is placed on the ice, an elder of the village says a prayer.
- 【9】Then the young people start cutting it up, carefully following the elder’s instructions.
- 【10】The meat is shared by all the villagers, and in the end they push the huge head bone of the whale back into the sea, saying, “Come back again next year!”
授業前にひとこと
今回も、CROWN1-高1《Lesson7》について扱っていきます❗️
Lesson7のタイトルは…🐻
Living in Alaska
という「アラスカの大自然を愛した、写真家・星野道夫さん」についてのお話です。
ちなみに、このLessonでメインで理解したい文法事項は…
seem to ~, It seems that ~ / S is C (C = that節) / SVC (C = 分詞)
です❗️
さて、いつも授業前に説明することですが…
⇧に載せてあります『単語・和訳・英作文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
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勉強のポイント
①本文は、エスキモーのクジラ狩りについて紹介している場面であることを理解する。
②単語・重要ポイントをインプットする。
③seem to ~, It seems that ~ / S is C (C = that節) / SVC (C = 分詞)について理解する。
本文&和訳
本文
Eskimos go whale hunting in April when the ice on the Bering Sea starts to break up.
ベーリング海の氷がバラバラになり始めると、エスキモーは4月にクジラを狩りに行きます
In 1983, I went whale hunting for the first time at Point Hope.
1983年、ホープ岬で初めて鯨を狩りに行きました。
The hunters wait on top of an iceberg for the whales.
猟師たちはクジラを氷山の頂上で待ちます。
When the right moment arrives, they sail out on boats called “umiak.”
良いときが来ると、彼らは「ウミアク」と呼ばれる小舟に乗って出港します。
They are not always successful in whale hunting.
彼らはいつも鯨狩りで成功をしているわけではありません。
But if they are lucky, all the villagers come running to pull the whale onto the ice.
しかし、彼らが幸運だったら、全ての村人は鯨を氷の上に引き揚げるために、走りながらやって来ます。
I still remember seeing an old Eskimo lady come dancing and singing, to give thanks for the gift from the sea.
私は今でも、海からの贈り物に感謝を捧げるために、年配のエスキモーの女性が踊ったり歌いながらやって来るのを見たことを覚えています
Once the whale is placed on the ice, an elder of the village says a prayer.
一度クジラが氷の上に揚げられたら、村の長老が祈りの言葉を言います。
Then the young people start cutting it up, carefully following the elder’s instructions.
そして若い人々が、その長老の指示に丁寧に従いながら、それを切り刻むのを始めます。
The meat is shared by all the villagers, and in the end they push the huge head bone of the whale back into the sea, saying, “Come back again next year!”
その肉は全ての村人に共有され、最終的に彼らは、「来年もまた帰ってきて!」と言いながら、クジラの巨大な頭の骨を海の中へ押し返します。
重要単語
V : 動詞 , Ving : 動名詞 , Vpp : 過去分詞, O:目的語, C:補語
Bering Sea | ベーリング海〈地名〉 |
Point Hope | ホープ岬〈地名〉 |
hunter | 狩人、猟師、狩猟家 |
iceberg | 氷山 |
successful | 成功した |
villager | 村人 |
onto | 〜の上へ |
elder | 長老 |
prayer | 祈り |
instruction | 指示 |
on top of ~ | 〜の上で |
the right moment | 良いときに、適切なときに |
sail out | 出港する |
umiak | ウミアク〈小舟〉 |
give thanks for ~ | 〜に感謝を伝える |
cut ~ up | 〜を細かく切る、切り刻む |
push ~ back | 押し返す |
重要ポイント
「ピンク」=重要ポイント
▼記号について
V : 動詞 Ving : 動名詞 Vpp : 過去分詞
【 】名詞句・節 〈 〉形容詞句・節 ( )副詞句・節
S:主語 O:目的語 C:補語 M:副詞
【1】Eskimos go whale hunting in April when the ice on the Bering Sea starts to break up.
《和訳》
ベーリング海の氷がバラバラになり始めると、エスキモーは4月にクジラを狩りに行きます
《重要ポイント》
Eskimos go whale hunting in April = エスキモーは4月にクジラを狩りに行きます
whale = クジラ
go Ving = Vしに行く
when the ice on the Bering Sea starts to break up = ベーリング海の氷がバラバラになり始めると
the Bering Sea = ベーリング海
ベーリング海については⇩で場所見てみましょう!
break up = 分解する、バラバラになる
後半になりますが、 cut up = 切り刻む もこの文章で出てくるので、up のコアイメージをおさえておきましょう❗️
break up = break + up なので、基本動詞 break と 副詞・前置詞で使われる up のコアイメージをおさえて、break up がなぜ「分解する、バラバラになる」という意味になるのか整理しましょう!
まず 基本動詞 break から…
続いて up のコアイメージ
さてラスト、break + up をして、break up のイメージを掴みにいきましょう❗️
break up もそうですが、熟語は基本動詞や前置詞、副詞のコアイメージの足し算で成り立っていることがほとんどです❗️
熟語をただ丸暗記するのは本当にしんどいですが、こうやって学習すれば理屈も分かり、しかも未知の熟語にも対応できるので、楽しくなってきます!
実はですが、私も高校生のころは、ただ丸暗記していたので熟語が大嫌いでした(笑)
【2】In 1983, I went whale hunting for the first time at Point Hope.
《和訳》
1983年、ホープ岬で初めて鯨を狩りに行きました。
《重要ポイント》
for the first time = 初めて
at Point Hope = ホープ岬で
ホープ岬(希望峰)については⇩を見てみてね!
【3】The hunters wait on top of an iceberg for the whales.
《和訳》
猟師たちはクジラを氷山の頂上で待ちます。
《重要ポイント》
on top of an iceberg = 氷山の頂上で
【4】When the right moment arrives, they sail out on boats called “umiak.”
《和訳》
良いときが来ると、彼らは「ウミアク」と呼ばれる小舟に乗って出港します。
《重要ポイント》
When the right moment arrives = 良いときが来ると
right moment = 良いとき・タイミング
「何にとって良いときか?」というと、もちろんクジラ狩りです。
they sail out on boats called “umiak.” = 彼らは「ウミアク」と呼ばれる小舟に乗って出港します
sail out = 出港する
これも sail(船で行く) + out です❗️
out のコアイメージは⇩で復習してね。
—
~ called “umiak” = 「ウミアク」と呼ばれる〜
これは分詞の形容詞的用法で、前の名詞 boats を修飾してます!
〈「ウミアク」と呼ばれる〉小舟 となりますね。
【5】They are not always successful in whale hunting.
《和訳》
彼らはいつも鯨狩りで成功をしているわけではありません。
《重要ポイント》
They are not always successful in ~ = 彼らはいつも〜で成功をしているわけではありません
not always = いつも〜とは限らない / わけではありません
successful in ~ = 〜で成功している、うまくいっている
【6】But if they are lucky, all the villagers come running to pull the whale onto the ice.
《和訳》
しかし、彼らが幸運だったら、全ての村人は鯨を氷の上に引き揚げるために、走りながらやって来ます。
《重要ポイント》
ここは少し長いので分けて考えます❗️
But if they are lucky, = しかし、彼らが幸運だったら
つまり「捕鯨がうまくいったら」ってことですね❗️
all the villagers come running = 全ての村人は走りながらやって来ます
come Ving = Vしながら来る
これは覚えてしまった方が早いのですが、実は SVCの第2文型なんです!
SVCは、S = C になることはオッケーですね❗️
なので「全ての村人 = 走っている」となります。
それに、come(話し手のところに来る)の意味が加わって「全ての村人は走りながらやって来ます」という訳になるんです!
to pull the whale onto the ice = 鯨を氷の上に引き揚げるために
ここは不定詞の副詞的用法(〜するために)
全ての村人が走りながらやってくる目的 が書かれてますね!
onto = ~の上に
on(接触) + to(矢印) のコアイメージを持った前置詞だと思ってね!
【7】I still remember seeing an old Eskimo lady come dancing and singing, to give thanks for the gift from the sea.
《和訳》
私は今でも、海からの贈り物に感謝を捧げるために、年配のエスキモーの女性が踊ったり歌いながらやって来るのを見たことを覚えています
《重要ポイント》
ここは超大事なのが多い上に難易度も高いですね❗️
では、必殺技❗️「困難は分割せよ!」を繰り出します。
I still remember seeing ~ = 私は今でも〜を見たのを覚えています
remember Ving = Vしたのを覚えている
さあ、有名な remember to V と remember Ving の違いの確認です❗️
覚えていますか?
中学校でも習う内容ですが、ただの丸暗記だと忘れてしまうので、⇩の授業メモを必ず確認しておいてくださいね!
remember to V =(これから)Vするのを覚えている
seeing an old Eskimo lady come dancing and singing = 年配のエスキモーの女性が踊ったり歌いながらやって来るのを見たこと
ここはポイント二つ❗️
① see O V(原形不定詞)= OがVするのを見る
ここでは、O = an old Eskimo lady, V = come dancing and singing です。
② come Ving = Vしながらやって来る
これは、先ほど学んだやつですね❗️
ここでは、Ving = dancing and singing となってます。
, to give thanks for the gift from the sea = 海からの贈り物に感謝を捧げるために
不定詞の副詞的用法(〜するために)ですね。
年配の女性が歌って踊りながらやって来る 目的 が書かれてます。
give thanks for ~ = ~に感謝を伝える、送る
これは熟語ですが、まんまなので解説は省きますね!
the gift from the sea = 海からの贈り物
〈from the sea〉が形容詞句として、前の名詞 the gift を修飾しています❗️
〈海からの〉贈り物 となります。
【8】Once the whale is placed on the ice, an elder of the village says a prayer.
《和訳》
一度クジラが氷の上に揚げられたら、村の長老が祈りの言葉を言います。
《重要ポイント》
Once the whale is placed on the ice = 一度クジラが氷の上に揚げられたら
once S V = いったんSがVすると
place = 〜を置く
ここでは 名詞 place(場所)の意味ではなく、動詞 place(〜を置く)で使われています❗️
an elder of the village says a prayer. = 村の長老が祈りの言葉を言います
elder = 長老
prayer = 祈り
【9】Then the young people start cutting it up, carefully following the elder’s instructions.
《和訳》
そして若い人々が、その長老の指示に丁寧に従いながら、それを切り刻むのを始めます。
《重要ポイント》
Then the young people start cutting it up = そして若い人々がそれを切り刻むのを始めます
start Ving = Vするのを始める
cut up = 切り刻む、細かく切る
cut(〜を切る)+ up ですね❗️ up のコアイメージは先ほどやりましたが、復習しておきましょう!break up と同じく、完了度が上がる の up で捉えましょう!
, carefully following the elder’s instructions = その長老の指示に丁寧に従いながら
・これは『分詞構文』ですね❗️
・⇩で「分詞構文の作り方」を確認しましょう!
・今回のように英文解釈が必要な場合は⇩の逆をすれば良いだけです。
—
▼『分詞構文』の解釈
【1】主語の補充(ある / ない)
【2】接続詞の補充(⇨ / ⇦ / ⇔ / = )
【3】時制の判定(同じ / 異なる)
—
・今回だと…
【1】主語の補充(ある / ない)
分詞構文の部分に主語はないので、主節(the young people)と一緒!
【2】接続詞の補充(時 / 理由結果 / 付帯状況 / 条件)
ここは、時間的な「 = 」を補えば良さそうですね❗️
「それを切り刻むのを始める」=「長老の指示に従う」
接続詞としては、時(〜しながら)の「while」を補うのがベストでしょう!
【3】時制の判定(同じ / 異なる)
「Ving」になっているので、主節と同じ現在形で解釈しましょう!
【1~3】より、
「, while the young people follow carefully the elder’s instructions」
これが、分詞構文を使わずに書いたパターンです🐻
【10】The meat is shared by all the villagers, and in the end they push the huge head bone of the whale back into the sea, saying, “Come back again next year!”
《和訳》
その肉は全ての村人に共有され、最終的に彼らは、「来年もまた帰ってきて!」と言いながら、クジラの巨大な頭の骨を海の中へ押し返します。
《重要ポイント》
ここも文が長いので、細かく切りながら解説していきます!
秘技❗️『困難は分割せよ!』です(笑)
The meat is shared by all the villagers = その肉は全ての村人に共有されます
and in the end = そして最終的に
in the end = 最終的に、結局は
they push the huge head bone of the whale back into the sea = クジラの巨大な頭の骨を海の中へ押し返します
push A back into B = AをBの中へ押し返す
ここは解釈が難しい熟語ではないため、説明は飛ばします!
A = the huge head bone of the whale, B = the sea です。
the huge head bone of the whale = クジラの巨大な頭の骨
〈of the whale〉が形容詞句として、前の名詞 the huge head bone を修飾しています。
〈クジラの〉巨大な頭の骨 となりますね!
, saying, “Come back again next year!” = 「来年もまた帰ってきて!」と言いながら、
これも『分詞構文』ですね❗️
簡単ですが…
分詞構文に慣れるために、もう一度解釈を一緒にしましょう!
—
▼『分詞構文』の解釈
【1】主語の補充(ある / ない)
【2】接続詞の補充(⇨ / ⇦ / ⇔ / = )
【3】時制の判定(同じ / 異なる)
—
今回だと…
【1】主語の補充(ある / ない)
分詞構文の部分に主語はないので、主節(they)と一緒!
【2】接続詞の補充(時 / 理由結果 / 付帯状況 / 条件)
ここは、時間的な「 = 」を補えば良さそうですね❗️
「クジラの巨大な頭の骨を海の中へ押し返す」=「「来年もまた帰ってきて!」と言う」
接続詞としては、時(〜しながら)の「while」を補うのがベストでしょう!
【3】時制の判定(同じ / 異なる)
「Ving」になっているので、主節と同じ現在形で解釈しましょう!
【1~3】より、
「, while they say, “Come back again next year!”」
これが、分詞構文を使わずに書いたパターンです🐻
これで全て終了です❗️
「CROWN1-高1《Lesson7-3 | Living in Alaska | p116》」おつかれさまでした🐻
seem to ~, It seems that ~ / S is C (C = that節) / SVC (C = 分詞) だけでなく、知らない熟語や構文が出てきたり、単語のレベルも徐々に上がってきて、少し苦戦しているんではないでしょうか❗️
復習&音読するのをお忘れなく!!
①授業前にひとこと、でも話しましたが…
⇧に載せてあります『単語・和訳・英作文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
最後まで見てくださってありがとうございました!
またお会いしましょう!定期テストがんばれ〜🐻
じゃあね〜、バイバイ!!