▼動画で見たい方はこちらへ🐻
▼他の保護者向け情報はこちら🐻
⓪おすすめ
今日の内容はこんな方におすすめです🐻
(定期テストを頑張るお子さんを)応援したい保護者の皆さま
今日は、保護者さま向けの内容になりますので、ぜひご家庭でのお子さまとの接し方をイメージしながら見ていただけたらと思います🐻
定期テストが来るたびに、勉強していない我が子を見て、
「早く勉強しなさい!」
「提出物もう終わってるの??」
とか聞くのって疲れちゃいますし、こう声かけをしたからと言ってお子さまが自主的に勉強するようになるわけではないですよね?💦
逆に、定期テストで良い結果を持ってきたとしても、どう褒めて良いのか分からないという保護者さまも多くいると思います🐻
今日はそんな保護者の皆さまの定期テストの際の「褒め方」について、扱っていこうと思います❗️
①そもそもどの家庭でも褒めてるの?
こちらは、ネットリサーチを使って取ったアンケート結果で、「あなたは、お子さまのテスト結果に対して褒めたことがありますか?」と聞いた結果になります。またこちらの画像は、明光プラスより引用しております。
こうやって見ると、褒めたことのないご家庭は少ないということがわかります。ただ褒めた内容に関しては、「テストの点数が良いことに対して」という結果に対する承認が圧倒的一位であることが分かります。
それに続いて、「苦手な問題を克服したことに対して」「日々の勉強に対する姿勢に対して」など、結果ではなく、行動に対する褒めが増えています。ただ全体から見ると、3~4割程度になっていますね🐻
これだと、もちろん定期テストで良い結果である場合は問題なく褒めることができると思いますが、結果がよくない場合だと、褒めることが極端に減ってしまうことに繋がってしまいそうです💦
②アイスバーグ理論を思い出せ
そもそも、結果とは何でしょうか?
アイスバーグ理論ではこう提唱しています。
アイスバーグ理論はまさに「氷山の一角」のたとえと重ねて、KPI等(数字として見える結果)で視覚的に見ることができる成果・結果というのはほんの一部で、水面下の見えない部分の大きさで成果・結果の大きさが決まるという概念です。
このように、結果とはマインド→行動・習慣→スキル・能力と積み重なったものが、最後見える形で表れているだけなんですね❗️
にもかかわらず、成果・結果を褒めてばかりいると、次第にその下のマインド→行動・習慣→スキル・能力、の部分が次第に、疎かになってしまい、気づいたら定期テストで結果を出せなくなっていた、なんてことはよくあります💦
というか、それだけだったら問題は小さい方で、最悪だと「自分は家庭で居場所がない(=存在価値がない)と感じ始め、非行に移ってしまう」パターンも少なくありません…。
③そもそもなぜ褒める?
これについて、うまく説明できない保護者の方や、教育関係者の方が実は多いんです🐻
これを理解するためには、まず「褒める」を分類する必要があります❗️
褒めるとは、承認のことで…
①結果承認(例:数学90点だったの!すごい❗️)
②行動承認(例:苦手な国語の勉強時間を増やせたね!さすが❗️)
③存在承認(例:〇〇ちゃんがいてくれて幸せだよ!ありがとう!)
この3種類に分かれます!
そして①結果承認、②行動承認は、ある行動を増やす(もしくは減らす)ために行うもので、行動科学ではこれを〇〇という行動を強化する、と言ったりします❗️
これだけ見ると、行動を強化するのだから、行動承認だけでいいのでは?と思うかもしれませんが、結果承認も行うことで、喜びを感じ、さらに行動(例えば勉強など)を促す方向に進みます❗️
ただ間違えて欲しくないのは、あくまで行動承認→結果承認という順番です!
そして③の存在承認は、もちろん先程のある行動を強化するためにも行うものですが、もっと根幹の自己肯定感(=自分はあるがままの自分でいいんだ)というのを感じてもらうために行います🐻
これは、アイスバーグ理論で言う、マインド・価値観・習慣にも繋がってくるところで、ここが一番大切です。
④改めてアンケート結果を見よう
さて、先程のアンケートを改めて確認してみましょう!
こうやって見ると、やはり結果承認が多いことがわかると思います❗️
これはもちろん悪いわけではないですし、褒めていない、叱ってばかりの保護者さまより、良い状況であるのは間違いありません。
ただ、こればかりだと、良い行動が良い結果を生む、というアイスバーグ理論でも出てきた当たり前のことに気づけない可能性も出てきます。
また、存在承認の言葉がこのアンケートだと載っていないので、そもそも安心して勉強に取り組むとか、自分ならできる、というマインド形成が育みづらい環境にあるかもしれません💦
勉強が好きなお父さま・お母さまであれば、
(一緒に勉強しながら)〇〇くんと一緒に勉強できて嬉しいわ〜!
というだけでも、行動承認・存在承認をセットでできるので、とってもオススメです🐻
ぜひやってみてくださいね❗️
褒め方・声かけの仕方って、距離が近い家族であればあるほど、難しいですよね🐻でも、こうやって悩んだり、試行錯誤しようとしていること自体、私はとても素敵だと思いますし、一人の人間として尊敬します❗️
保護者の皆さまも一人の人間です、完璧なんかじゃありません。
だからこそ、一つずつ学んで、改善していければ大丈夫です!
そんな、保護者の皆さまをこれからもぜひ応援させてください🐻
最後まで見てくださってありがとうございました🐻
定期テストのサポート頑張ってくださいね〜🐻
とても参考になります。
ですが、行動が褒められない場合、、どうしたらよいのでしょう。
こうやったらよくなるよ。ここは〇〇だから、、と教えたとします。
親であるがゆえに、聞きたくないという態度も理解できます。
ですが、塾にも行きたがらず(人に負けたという感覚を味わいたくない。傷つきたくない)、
家で学習している時に自分で分からないし、先生に聞きに行くのも怖い、、ならば教えようか
と教科書のここにのっていてね、、と説明してやろうとした時、
髪の毛をさわったり、他の所を見ていたり、、よくなる方法を伝えても次からもやらないので同じ間違いをする。
そういった状況が積み重なると、存在承認さえ忘れて、このクソガキが-!!という怒りになってしまいます。
もともと、本人が困らないように、、という気持ちのはずでも、もっとやっておかないと、、という親の焦り
がうまれ、子供の行動を改善しようとすることになり、、結果、改善しようとしない子供にいら立ってしまう
というよくないパターンがおきてしまいます。
頭で理解していても、この、行動承認というのは、できた時にするものであって、していない場合にはどう
対応すればよいのでしょうか。
存在承認はしています。
かわいいね、大好きだよ、ありがとうといったことは言いますが、
勉強をしているうちにこうなっていきます。
中学生がつかれている、、それも分かっていながら、どの程度やらなければいけないことも分かっているが故に
、それをやらないわが子には、寛容になれなくなります。
とても参考になるサイトを作っていただき、本当にありがたいです。
親が勉強に関わりすぎてはいけないけれど、まだ自分で学習方法を確立できずその過程である中学生に
どんな風に接すればよいのでしょうか。
本人だけで自宅学習ができるようになり、親ともよい関係を築くにはどうすればいいのか教えてください。