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- 授業前にひとこと
- 勉強のポイント
- 本文&和訳
- 重要単語
- 重要ポイント
- 【1】Dr. Kanto Tomoko joined MSF in 1993.
- 【2】She was the first Japanese to work in the field with this international volunteer group.
- 【3】Here, she gives a speech to a group of high school students about her experience.
- 【4】After working for about eight years as a doctor in Japan, I went to Switzerland for further study.
- 【5】It was there that I joined Médecins Sans Frontières (MSF), “Doctors Without Borders,” an NGO established in France in 1971.
- 【6】MSF helps people all over the world who are sick or injured as a result of war and disaster, regardless of race, religion, or politics.
- 【7】I had been thinking about how I might be of some help to others as a doctor.
- 【8】I wanted to see different cultures and places.
- 【9】I had read about MSF and I had friends who had donated money.
- 【10】I sent a letter to an MSF office in Paris saying that I wished to join the organization.
- 【11】They said yes and I was sent to the Madhu refugee camp in Sri Lanka, where fighting was going on.
授業前にひとこと
今回は、CROWN2-高2《Lesson4》について扱っていきます❗️
Lesson4のタイトルは…🐻
Crossing the Border
という「貫戸朋子医師の国境なき医師団でのストーリー」です。
ちなみに、このLessonでメインで使われている文法事項は…
関係副詞の非制限用法 / 不定詞 + 前置詞
です❗️
ちなみに、この記事では…
CROWN
の本文を引用しています。
すでに上記の教科書をお持ちの方向けの記事になりますので、お持ちでない方は全国の『教科書取扱書店』にて購入してから、記事を読み進めるようにお願いします!
さて、いつも授業前に説明することですが…
⇧に載せてあります『単語・和訳・英作文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
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勉強のポイント
①本文は『貫戸朋子医師がMSF(国境なき医師団)に参加したきっかけ』に関する話であることを理解する。
②単語・重要ポイントをインプットする。
③ 関係副詞の非制限用法 / 不定詞 + 前置詞 について理解する。
本文&和訳
本文(Scene1)
【冒頭】Dr. Kanto Tomoko joined MSF in 1993.
貫戸朋子医師は1993年にMSF(国境なき医師団)に参加しました。
She was the first Japanese to work in the field with this international volunteer group.
彼女はこの国際的なボランティア団体で現地活動を行った最初の日本人でした。
Here, she gives a speech to a group of high school students about her experience.
ここでは、彼女が自身の経験について高校生たちに講演を行っています。
【1】After working for about eight years as a doctor in Japan, I went to Switzerland for further study.
日本で約8年間医師として働いた後、私はさらなる勉強のためにスイスへ行きました。
It was there that I joined Médecins Sans Frontières (MSF), “Doctors Without Borders,” an NGO established in France in 1971.
そこで私は、1971年にフランスで設立されたNGO「国境なき医師団(MSF)」に参加しました。
MSF helps people all over the world who are sick or injured as a result of war and disaster, regardless of race, religion, or politics.
MSFは、戦争や災害によって病気になったり負傷したりした世界中の人々を、人種・宗教・政治に関係なく支援しています。
I had been thinking about how I might be of some help to others as a doctor.
私は医師として人の役に立つにはどうしたらよいかをずっと考えていました。
I wanted to see different cultures and places.
私はさまざまな文化や場所を見たいと思っていました。
I had read about MSF and I had friends who had donated money.
私はMSFについて読んだことがあり、寄付をしている友人もいました。
I sent a letter to an MSF office in Paris saying that I wished to join the organization.
私はパリのMSF事務所に手紙を送り、組織に参加したいと伝えました。
They said yes and I was sent to the Madhu refugee camp in Sri Lanka, where fighting was going on.
彼らは承諾し、私は内戦の続くスリランカのマドゥ難民キャンプに派遣されました。
重要単語


単語にはさまざまな意味がありますが、まずは定期テストを乗り越えるために、文章中で使われている意味で紹介しています🐻
V : 動詞 , Ving : 動名詞 , Vpp : 過去分詞, O:目的語, C:補語
英語表現 | 品詞・構文 | 意味・解説 |
---|---|---|
join | 動詞 | ~に参加する、加わる(join + 組織) |
international | 形容詞 | 国際的な |
volunteer group | 名詞句 | ボランティア団体 |
give a speech | 熟語 | スピーチをする、講演を行う |
further study | 名詞句 | さらなる学問・研究(higher education の意味) |
NGO | 名詞 | 非政府組織(Non-Governmental Organization の略) |
regardless of A | 熟語 | Aに関係なく(=no matter A) |
result of A | 熟語 | Aの結果として |
how I might be of some help | 構文 | 「どのように役に立てるか」be of help は「役に立つ」表現 |
different cultures and places | 名詞句 | 異なる文化や場所 |
wish to do | 構文 | ~したいと願う(=want to do より丁寧) |
say yes | 熟語 | 承諾する、OKする |
refugee camp | 名詞句 | 難民キャンプ |
where fighting was going on | 関係副詞節 | 「そこで戦闘が続いていた」関係副詞 where + 主語 + 動詞 |
重要ポイント


「ピンク」=重要ポイント
▼記号について
V : 動詞 Ving : 動名詞 Vpp : 過去分詞
【 】名詞句・節 〈 〉形容詞句・節 ( )副詞句・節
S:主語 O:目的語 C:補語 M:副詞
【1】Dr. Kanto Tomoko joined MSF in 1993.
《和訳》
貫戸朋子医師は1993年にMSF(国境なき医師団)に参加しました。
《重要ポイント》


この文では…
① 固有名詞の扱いと敬称
② 一般動詞の過去形「joined」
③ 前置詞「in + 年」
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:固有名詞の扱いと敬称
・Dr. は「Doctor」の略で、医師に対する敬称
・日本語では「貫戸朋子医師」と訳される
・英文では姓の前につけて「Dr. + 姓」で表す
ポイント②:一般動詞の過去形「joined」
・join の過去形で「参加した」という意味
・時制は過去なので、現在形とは異なる動詞の形を使う
・主語が三人称単数でも過去形では動詞に -s はつかない
ポイント③:前置詞「in + 年」
・年や月を表すときは in を使う
・具体的な日付なら on、時刻なら at を使う
・in 1993 は「1993年に」を意味する


問題で復習しよう🐻
【解答】1 |
【解説】Dr. は医師の敬称、joined は join の過去形、in は年を表す前置詞であるため、正しい組み合わせは 1。 |
【解答】Dr. Kanto Tomoko joined MSF in 1993. |
【解説】語順は「主語 + 動詞 + 目的語 + 時」を基本とし、Dr. は敬称、in 1993 は時の表現。 |
【解答】3 |
【解説】年や月など「幅のある時」を表すときは in を用いる。日付には on、時刻には at を使う。 |
【2】She was the first Japanese to work in the field with this international volunteer group.
《和訳》
彼女はこの国際的なボランティア団体で現地活動を行った最初の日本人でした。
《重要ポイント》


この文では…
① the first + 名詞 + to 不定詞
② in the field の意味
③ 形容詞の順番(形容詞の語順ルール)
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:the first + 名詞 + to 不定詞
・「the first Japanese to work」で「働いた最初の日本人」
・不定詞が名詞を後ろから修飾している(形容詞的用法)
・to の後ろの動詞は原形になる
ポイント②:in the field の意味
・「現場で」「実地で」という意味の慣用表現
・医療、研究、開発、国際支援など、現地での活動を指す
・オフィスワークや理論的研究とは対照的な現地実務を意味する
ポイント③:形容詞の順番(形容詞の語順ルール)
・複数の形容詞が名詞を修飾する場合、決まった順序がある
・一般的な順番は「意見 → サイズ → 年齢 → 形 → 色 → 出身・国籍 → 材質 → 用途」
・本文では「this(限定詞)+ international(国際的な)+ volunteer(用途的)+ group(名詞)」という語順で正しい


問題で復習しよう🐻
【解答】first |
【解説】「the first + 名詞 + to 不定詞」は「〜した最初の〜」という表現。ここでは「働いた最初の日本人」。 |
【解答】She was the first Japanese to work in the field. |
【解説】主語「She」、動詞「was」、補語「the first Japanese to work in the field」という構文。to work 以下が the first Japanese を修飾している。 |
【解答】3 |
【解説】形容詞の語順ルールに従うと、「限定詞 → 国籍・規模 → 用途・性質 → 名詞」の順。「this international volunteer group」が正しい語順である。 |
【3】Here, she gives a speech to a group of high school students about her experience.
《和訳》
ここでは、彼女が自身の経験について高校生たちに講演を行っています。
《重要ポイント》


この文では…
① 現在形の描写的用法
② give a speech の意味と使い方
③ a group of + 複数名詞 の表現
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:現在形の描写的用法
・gives(動詞の現在形)は「今ここでの行為」を表している
・過去の話の中でも、「物語的な語り」で現在形を使うことがある
・英語ではこうした文脈で現在形を使うことで臨場感を出すことができる
ポイント②:give a speech の意味と使い方
・give a speech は「スピーチをする」「講演を行う」という意味の熟語
・他に似た表現として make a speech や deliver a speech もある
・speech は可算名詞なので、a が必要
ポイント③:a group of + 複数名詞 の表現
・a group of high school students は「高校生の一団」
・a group of の後ろには複数形がくる(students)
・主語が「group」であっても、動詞の一致は文脈によって単数扱い


問題で復習しよう🐻
【解答】1 |
【解説】物語的現在(narrative present)と呼ばれ、過去の話を現在形で語ることで、臨場感や緊張感を演出する表現。 |
【解答】gives, speech |
【解説】「give a speech(講演をする)」という熟語の使い方を確認。speech は可算名詞なので a が必要。 |
【解答】She gives a speech to a group of high school students about her experience. |
【解説】a speech(講演)→ to a group(〜に対して)→ of high school students(高校生たちの)→ about her experience(経験について)という語順に注意。 |
【4】After working for about eight years as a doctor in Japan, I went to Switzerland for further study.
《和訳》
日本で約8年間医師として働いた後、私はさらなる勉強のためにスイスへ行きました。
《重要ポイント》


この文では…
① After ~ing の構文
② for about eight years の意味
③ further study の表現
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:After ~ing の構文
・「After + 動名詞」で「〜した後で」という意味になる
・ここでは「working(働いた)」が動名詞になっている
・時の前置詞 after は when や while との違いにも注意が必要
ポイント②:for about eight years の意味
・「for + 期間」で「〜の間」
・「about」がつくことで「およそ・約」の意味になる
・for を使うと、動作や状態の継続時間を示す
ポイント③:further study の表現
・further は「さらに進んだ・追加の」という意味の形容詞
・further study は「さらなる研究・学習」=「進学」「留学」として訳されることもある
・study はここでは不可算名詞で、冠詞はつかない


問題で復習しよう🐻
【解答】2 |
【解説】After working ~ は「働いた後」、for about eight years は「約8年間」、further study は「さらなる学び」という意味。 |
【解答】2 |
【解説】「〜した後で」は after を使う。during や because などでは文意が成り立たない。 |
【解答】After working for about eight years as a doctor in Japan, I went to Switzerland for further study. |
【解説】After ~ing の構文で始まり、「日本で医師として約8年間働いた後に、スイスへ行った」という意味。後半の to Switzerland for further study の語順にも注意。 |
【5】It was there that I joined Médecins Sans Frontières (MSF), “Doctors Without Borders,” an NGO established in France in 1971.
《和訳》
そこで私は、1971年にフランスで設立されたNGO「国境なき医師団(MSF)」に参加しました。
《重要ポイント》


この文では…
① 強調構文(It is/was ~ that …)
② Médecins Sans Frontières (MSF) の理解
③ 過去分詞で始まる形容詞句の後置修飾
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:強調構文(It is/was ~ that …)
・It was there that I joined ~ は「私が~に参加したのはまさにそこでだった」という意味
・It is/was + 強調したい語句 + that S + V の形をとる
・場所(there)、時(in 1993)、人などを強調できる
ポイント②:Médecins Sans Frontières (MSF) の理解
・フランス語で「国境なき医師団」= Doctors Without Borders
・略称は MSF(英語表記では Doctors Without Borders)
・NGO(非政府組織)として世界中で医療支援を行っている団体
ポイント③:過去分詞で始まる形容詞句の後置修飾
・an NGO established in France in 1971
・「1971年にフランスで設立されたNGO」=名詞「NGO」を過去分詞「established」が後ろから修飾している
・関係代名詞 that was が省略されている(NGO that was established ~)


問題で復習しよう🐻
【解答】2 |
【解説】It was there that ~ は強調構文で、「私がMSFに参加したのはまさにそこでだった」という意味。 |
【解答】2 |
【解説】「1971年にフランスで設立された」という修飾句は、過去分詞「established」を使って名詞(Médecins Sans Frontières)を後ろから修飾する形。 |
【解答】It was there that I joined Médecins Sans Frontières. |
【解説】強調構文 It was ~ that … の形に注意。主語と動詞は「I joined」、強調されているのは「there」。 |
【6】MSF helps people all over the world who are sick or injured as a result of war and disaster, regardless of race, religion, or politics.
《和訳》
MSFは、戦争や災害によって病気になったり負傷したりした世界中の人々を、人種・宗教・政治に関係なく支援しています。
《重要ポイント》


この文では…
① 動詞 helps の目的語が長く複雑な形になっている
② 関係代名詞 who による主格の制限用法
③ regardless of A の意味と用法
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:動詞 helps の目的語が長く複雑な形になっている
・この文の動詞は helps(助ける)であり、その目的語は
people all over the world who are sick or injured as a result of war and disaster
・「people(人々)」が核で、
- all over the world(どこにいる人々か)
- who are sick or injured(どんな状態の人々か)
- as a result of war and disaster(なぜその状態になったのか)
といった情報が連なっている
・このように目的語が長くなっても、helps にかかるひとまとまりの名詞句であることを見抜くのが大切
・文末の「regardless of ~」は、文全体にかかる副詞句であり、目的語ではない
ポイント②:関係代名詞 who による主格の制限用法
・「who are sick or injured」は people を限定的に説明している関係詞節
・主語の役割を果たすため、関係代名詞は who(主格)を使用
・制限用法なのでカンマは使わない
ポイント③:regardless of A の意味と用法
・「regardless of ~」は「〜に関係なく」「〜を問わず」という意味
・副詞句として文末に置かれ、条件や方針を説明することが多い
・この文では、MSFの支援が人種・宗教・政治に左右されないことを示している


問題で復習しよう🐻
【解答】1 |
【解説】who は先行詞 people を修飾する関係代名詞で、主格の制限用法として使われている。 |
【解答】3 |
【解説】「〜に関係なく」を表すのは regardless of。文末の副詞句として使われる定型表現。 |
【解答】MSF helps people all over the world who are sick or injured as a result of war and disaster, regardless of race, religion, or politics. |
【解説】helps が動詞、people が目的語で、関係詞 who 以下や as a result of ~ で人々の状態や背景を説明している。regardless of は副詞句。 |
【7】I had been thinking about how I might be of some help to others as a doctor.
《和訳》
私は医師として人の役に立つにはどうしたらよいかをずっと考えていました。
《重要ポイント》


この文では…
① 過去完了進行形(had been + ~ing)
② 間接疑問文(how I might be ~)の構造
③ be of help の言い換え表現
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:過去完了進行形(had been + ~ing)
・「I had been thinking」は「ずっと考え続けていた」という意味
・過去のある時点よりも前から継続していた動作・状態を表す
・継続性を強調したいときに使う表現で、「過去のある時点まで〜していた」
ポイント②:間接疑問文(how I might be ~)の構造
・「how I might be of some help ~」は「どうすれば〜できるか」という意味の間接疑問文
・この文全体が think about の目的語(名詞節)になっている
・might は could よりも丁寧・控えめな可能性の表現
ポイント③:be of help の言い換え表現
・「be of help」は「役に立つ」の丁寧・形式的な表現(= be helpful)
・be of use / be of importance / be of value など、of を使った定型表現の一つ
・some help とあることで「少しでも役に立てたら」という気持ちが表れている


問題で復習しよう🐻
【解答】2 |
【解説】「had been thinking」は過去完了進行形で、「ある過去の時点までずっと考え続けていた」ことを表す。 |
【解答】be, help |
【解説】「be of help」は「役に立つ」の意味。how 以下は think about の目的語として使われている間接疑問文。 |
【解答】I had been thinking about how I might be of some help to others as a doctor. |
【解説】had been thinking が主節の動詞、how I might be ~ がその目的語となる名詞節。構造を正しく把握することが重要。 |
【8】I wanted to see different cultures and places.
《和訳》
私はさまざまな文化や場所を見たいと思っていました。
《重要ポイント》


この文では…
① want to + 動詞原形(不定詞)
② 形容詞 different の意味と使い方
③ and の働きと並列構造
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:want to + 動詞原形(不定詞)
・「want to see」は「〜したいと思う」
・to 不定詞が want の目的語になっている
・この文では過去形 wanted を使って、「当時そう思っていた」という気持ちを表している
ポイント②:形容詞 different の意味と使い方
・「different」は「異なる」「違っている」という意味の形容詞
・ここでは「さまざまな文化や場所」=「自分の知っているものとは異なるもの」という意味
・「many(数が多い)」や「various(いろいろな種類の)」と似ているが、different は特に “違っていること” に焦点がある
ポイント③:and の働きと並列構造
・cultures and places のように and は語や句を並列する役割を持つ
・このように文法的に同じ種類の語(名詞と名詞)をつなぐ
・and は「両方を含む」という意味を持ち、or(どちらか)とは使い分ける


問題で復習しよう🐻
【解答】3 |
【解説】want to do は「〜したい」という意味で、to 不定詞が want の目的語になっている。 |
【解答】see, cultures |
【解説】see は「見る」、cultures は「文化」。and によって「cultures and places」が並列されている。 |
【解答】I wanted to see different cultures and places. |
【解説】主語 I、動詞 wanted、to see が目的語で、「different cultures and places」が see の対象。and による並列に注意。 |
【9】I had read about MSF and I had friends who had donated money.
《和訳》
私はMSFについて読んだことがあり、寄付をしている友人もいました。
《重要ポイント》


この文では…
① 過去完了形(had + 過去分詞)で「過去のさらに前」
② 関係代名詞 who による主格の制限用法
③ donate money の意味と用法
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:過去完了形(had + 過去分詞)で「過去のさらに前」
・「I had read」は「(その時点よりも)前に読んでいた」ことを表す
・この文では「MSFに入る前の経験」としての過去完了形が使われている
ポイント②:関係代名詞 who による主格の制限用法
・「friends who had donated money」は「お金を寄付していた友人たち」
・who は people(friends)を修飾し、主格として後ろの動詞 had donated の主語になっている
・カンマなし=制限用法で、「どんな友人か」を限定している
ポイント③:donate money の意味と用法
・「donate money」は「お金を寄付する」という意味の表現
・donate は「寄付する」「提供する」など公的・社会的な場面で使われるフォーマルな動詞
・give(与える)よりも目的性・公共性が強い


問題で復習しよう🐻
【解答】3 |
【解説】「had read」は過去完了形で、「過去のある時点(MSFに入った時)よりも前に読んでいた」ことを示している。 |
【解答】2 |
【解説】関係代名詞 who は「人」を先行詞にもつときに使い、主格として後ろの動詞の主語になる。 |
【解答】I had read about MSF and I had friends who had donated money. |
【解説】「I had read about MSF」が第1節、「I had friends who had donated money」が第2節。who 以下が friends を修飾する関係詞節になっている。 |
【10】I sent a letter to an MSF office in Paris saying that I wished to join the organization.
《和訳》
私はパリのMSF事務所に手紙を送り、組織に参加したいと伝えました。
《重要ポイント》


この文では…
① send A to B 構文と語順の選び方
② 現在分詞 saying の後置修飾
③ wish to do の意味と丁寧さ
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:send A to B 構文と語順の選び方
・send の基本構文は「send + 物 + to + 人/場所」
・人が送り先の場合、「send + 人 + 物」とすることも可能(例:I sent him a letter)
・ただし、「MSF office」のように送り先が場所の場合は、「send A to B」の語順がより自然で一般的
ポイント②:現在分詞 saying の後置修飾
・saying that I wished to join は、「〜したいと書いてある」ことを示す現在分詞
・この部分は前の名詞 letter を修飾しており、「〜という内容の手紙」という意味を表す
・関係代名詞で書き換えると「a letter which said that…」とも表現できる
・分詞構文(副詞的用法)ではなく、形容詞的な後置修飾
ポイント③:wish to do の意味と丁寧さ
・wish to join は「〜したいと願う」という意味
・want to よりも丁寧・フォーマルな表現
・ビジネス文書や手紙など、かしこまった場面で使われやすい


問題で復習しよう🐻
【解答】2 |
【解説】saying that ~ は現在分詞で、直前の名詞 letter を修飾している。意味は「〜という内容の手紙」。 |
【解答】1 |
【解説】send A to B の構文で、「letter(手紙)」が目的語、「an MSF office」が送り先。send の過去形 sent と前置詞 to が必要。 |
【解答】I sent a letter to an MSF office in Paris saying that I wished to join the organization. |
【解説】send の目的語は letter、to an MSF office が送り先。saying 以下が letter を修飾する現在分詞で、手紙の内容を説明している。 |
【11】They said yes and I was sent to the Madhu refugee camp in Sri Lanka, where fighting was going on.
《和訳》
彼らは承諾し、私は内戦の続くスリランカのマドゥ難民キャンプに派遣されました。
《重要ポイント》


この文では…
① say yes の意味と使い方
② be sent の受動態
③ 非制限用法の関係副詞 where
が学べます!
受験に向けてもしっかり学ぼう🐻
ポイント①:say yes の意味と使い方
・say yes は「承諾する」「OKすると」という意味の口語表現
・フォーマルな文では agree や accept に置き換えることも可能
・反対語は say no(断る)
ポイント②:be sent の受動態
・I was sent は send の受動態で「派遣された」という意味
・be動詞+過去分詞の形で「〜される」という受け身の意味になる
・誰が派遣したかは明示されていないが、文脈から「MSFの関係者」であることがわかる
ポイント③:非制限用法の関係副詞 where
・where は「場所(refugee camp)」を修飾し、「そこで〜が起きていた」という補足説明をしている
・コンマがあることで非制限用法とわかる(主節とは独立した情報)
・後ろの節(fighting was going on)は主語と動詞が揃った完全文
・関係副詞 where を使う必要があり、that は非制限用法には使えない


問題で復習しよう🐻
【解答】3 |
【解説】say yes は「承諾する」「OKする」という口語表現。ここでは MSF への参加を許可したことを意味している。 |
【解答】was sent |
【解説】send の受動態で「派遣された」という意味を作るには、be動詞+過去分詞(was sent)が必要。 |
【解答】They said yes and I was sent to the Madhu refugee camp in Sri Lanka, where fighting was going on. |
【解説】主節は「They said yes and I was sent」、その後に続く where 以下は refugee camp を補足する非制限用法の関係副詞節。that は使えず、完全文なので where を用いる。 |
以上で解説は終了❗️
次は定期テスト予想問題で実力を上げよう!


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これで全て終了です❗️
「CROWN2-高2《Lesson4-1 | Crossing the Border 》」おつかれさまでした🐻
関係副詞の非制限用法 / 不定詞 + 前置詞 を踏まえて読解すれば、比較的話しの流れは掴みやすいですが、それが出来ていないと苦戦している文章もあったのではないでしょうか❗️
理解出来ている人も、油断せずに復習&音読するのをお忘れなく!!
①授業前にひとこと、でも話しましたが…
⇧に載せてあります『単語・和訳・英作文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
最後まで見てくださってありがとうございました!
またお会いしましょう!定期テストがんばれ〜🐻
じゃあね〜、バイバイ!!
おすすめ勉強法は、テキストを見ながら、こちらの音声で学ぶと、目(視覚)も耳(聴覚)も両方使えるので、効果バツグンです🐻