【定期テスト】CROWN2-高2《Lesson3-2 | Accessible Japan 》 | 教科書本文解説・和訳(コミュ英)

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授業前にひとこと

今回は、CROWN2-高2《Lesson3》について扱っていきます❗️

Lesson3のタイトルは…🐻

Accessible Japan

という「障がいを持つ旅行者向けの情報を提供するサイト」についてのお話です。

ちなみに、このLessonでメインで使われている文法事項は…

さまざまな分詞構文(受け身・否定・完了) / 強調構文

です❗️

ちなみに、この記事では…

CROWN

の本文を引用しています。

すでに上記の教科書をお持ちの方向けの記事になりますので、お持ちでない方は全国の『教科書取扱書店』にて購入してから、記事を読み進めるようにお願いします!

CROWN をお持ちでない方はこちら


さて、いつも授業前に説明することですが…

定期テストギリギリ…
勉強のポイントを踏まえる→和訳を見ながらストーリー理解!→あとは音読❗️

定期テストまでまだ余裕がある!
勉強のポイントを踏まえる→和訳を見ながらストーリー理解! → 単語をインプット! → 一文ずつ重要ポイントを学習 → そのあと(最低でも)音読10回
定期テストで80点以上取りたいなら❗️

⇧に載せてあります『単語・和訳・英作文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!

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勉強のポイント

①本文は『障がいを持つ旅行者向けの情報を提供するサイトを作った』話であることを理解する。

②単語・重要ポイントをインプットする。

さまざまな分詞構文(受け身・否定・完了) / 強調構文 について理解する。


本文&和訳

本文(Scene2)

【2】2007年、私は東京に永住することにしました。

冒険心を持っていた私は、日本のさまざまな場所を訪れました。

日本は車いす利用者にとってとてもアクセスしやすい国だと知りました。

しかし、多くの外国人観光客は英語での情報を得るのに苦労していました。

私は彼らのために何かしたいと思いました。

2015年、私は「アクセシブル・ジャパン」という英語のウェブサイトを立ち上げました。このサイトは、障がいのある訪問者のために、エレベーターやトイレの場所、観光地のバリアフリー情報などを提供しています。

情報が足りないという理由だけで、日本を訪れる夢を諦めるべきではありません。

ありがたいことに、私の取り組みは多くの人々の人生に影響を与えることができました。

私のウェブサイトの情報に励まされ、脳性麻痺のあるオーストラリアの少女とその父親が日本を訪れるという夢を実現しました。

二人ともアニメが大好きでした。

別の機会に、私のウェブサイトを見て、根津美術館のスタッフが館内のバリアフリー設備を確認してほしいと私に依頼してきた。

私は美術館のトイレに問題があることに気づきました。背もたれがなかったのです。

スタッフはすぐに対応に取りかかりました。

次に訪れたとき、彼らは新しく設置されたトイレの背もたれを誇らしげに見せてくれました。


重要単語

せんせい

単語にはさまざまな意味がありますが、まずは定期テストを乗り越えるために、文章中で使われている意味で紹介しています🐻

V : 動詞 , Ving : 動名詞 , Vpp : 過去分詞, O:目的語, C:補語

単語・熟語・構文意味備考
permanently永久に、ずっと単語:時間的に永続することを表す
adventurer冒険者単語:冒険心のある人
accessible利用しやすい、アクセス可能な単語:バリアフリー文脈でよく使われる
disability障がい単語:「handicap」よりも一般的で配慮ある表現
restroomsトイレ(丁寧表現)単語:「toilet」の婉曲表現(米語)
encourage励ます、勇気づける単語:ポジティブな意味で使われることが多い
cerebral palsy脳性まひ単語:「まひ」は配慮からひらがな表記が一般的
facility施設単語:public/private 両方の施設に使える
backrest背もたれ単語:椅子やトイレなどの背もたれ部分
at heart心の底では、本質的には熟語:性格や本質を言うときに使う
give up諦める熟語:「on」をつけると目的語が必要(give up on ~)
just because A単にAという理由で熟語:「Aだからといって」ネガティブな文脈でよく使われる
go to work作業を始める、仕事に取りかかる熟語:日常会話でもよく使われる
be proud to V~することを誇りに思う熟語:of + 名詞形も可(be proud of ~)
Being + 形容詞/名詞~なので(分詞構文)構文:主語とbe動詞の省略から始まる
want to do something for them~したい(+他者への思いやり)構文:「for them」で他者への行為の目的が明確に
should not have to + 動詞の原形~する必要があるべきではない構文:助動詞+「have to」の否定形
Encouraged by ~, 主語 + 動詞~に励まされて、…した(受動態の分詞構文)構文:by以下は受動態の原因や理由を示す
having seen ~~を見たので(完了分詞構文)構文:時制の前後関係を示す(主節より前の動作)
ask 人 to V人に~するように頼む構文:「ask + 人 + to do」の形

重要ポイント

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「ピンク」=重要ポイント

記号について

V : 動詞 Ving : 動名詞 Vpp : 過去分詞
【 】名詞句・節 〈 〉形容詞句・節 ( )副詞句・節
S:主語 O:目的語 C:補語 M:副詞

【1】In 2007, I moved permanently to Tokyo.

《和訳》

2007年、私は東京に永住することにしました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

時を表す副詞句の文頭配置
句動詞 move to A(Aへ引っ越す/移る)
副詞 permanently の意味と位置

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:時を表す副詞句の文頭配置

・In 2007 は「いつ」の情報を示す時間の副詞句
・文頭に置くことで文全体の時制(過去)を明確にしている
・時を表す副詞句は文頭・文末の両方に置けるが、文頭に置くと強調の効果がある

ポイント②:句動詞 move to A(Aへ引っ越す/移る)

・move to A は「〜へ引っ越す」「〜に移動する」という句動詞
・この文では to Tokyo で「東京に引っ越した」という意味になっている
・日常英語でもよく使われる表現(例:She moved to Osaka last month.)

ポイント③:副詞 permanently の意味と位置

・permanently は「永久に」「ずっと」という意味の副詞
・動詞 moved の直後に置いて、行動の性質を詳しく説明している
・一時的な移動でなく「定住」の意味を含んでいるのがポイント

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】②
【解説】
時を表す副詞句として「In 2007」が適切。文頭に置いて動作の時期を示している。

【解答】2
【解説】
「move to + 場所」で「〜に引っ越す」。①は目的語の前置詞がない、③は受動態で不自然、④は前置詞の誤用。
【解答】3
【解説】
「moved permanently to Tokyo」は本文と同じ語順。副詞 permanently は動詞 moved の直後に置くのが自然。

【2】Being an adventurer at heart, I visited lots of places in Japan.

《和訳》

冒険心を持っていた私は、日本のさまざまな場所を訪れました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

Being 〜 の分詞構文
an adventurer at heart の意味
visited lots of places の使い方

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:Being 〜 の分詞構文

・Being は「~であること」や「~なので」という意味の分詞構文
・主語(I)と being の主語が同じときに使われる(=私は冒険心を持っているので)
・分詞構文の典型パターンで、文頭に来るときは主節との因果関係や理由を表す
・分詞構文の作り方は、↓をチェック!

分詞構文の作り方

ポイント②:an adventurer at heart の意味

・an adventurer は「冒険者」、at heart は「心の底では/本質的に」
・at heart は「見た目とは違って実は~」というニュアンスを持つこともある
・この表現で「本質的に冒険心を持つ人」というキャラクターが伝わる

ポイント③:visited lots of places の使い方

・visited は visit の過去形、「訪れた」
・lots of は「たくさんの」で、可算名詞 places に使われている
・visit は他動詞なので前置詞なしで目的語(places)を取る点に注意

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】2 冒険心があったので、日本の多くの場所を訪れた
【解説】分詞構文「Being an adventurer at heart」は「冒険心を持っていたので」という意味。主語 I にかかっており、主節「I visited…」の理由を説明している。

【解答】3 本質的に冒険好きだったので、日本をたくさん旅した
【解説】「at heart」は「心の底では」「本質的には」という意味。冒険心が行動の原動力であることを示している。
【解答】3 visited は他動詞なので前置詞なしで目的語をとれる
【解説】visit は「〜を訪れる」という意味の他動詞なので、「visited places」で正しい。to や in などの前置詞は不要。

【3】I learned that Japan was very accessible for people in wheelchairs.

《和訳》

日本は車いす利用者にとってとてもアクセスしやすい国だと知りました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

learn that S V
accessible の意味と使い方
in + 状態 で「〜にある人・物」

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:learn that S V(〜ということを知る)

・learn の後に that 節が続き、「〜ということを知る」という意味になる
・that は省略されることもあるが、今回は明示されている
・主節とthat節で時制の一致が起きている(learned → was)

ポイント②:accessible の意味と使い方

・accessible は「利用しやすい」「アクセスしやすい」という意味の形容詞
・be動詞の補語として使われ、「for 人」で「〜にとって」の意味になる
・観光地・情報・施設などに使われることが多い

ポイント③:in wheelchairs の表現

・people in wheelchairs は「車いすに乗っている人々」
・in + 状態 で「〜にある人・物」を表す表現
・他にも people in line(列に並んでいる人)などの表現がある

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】I learned that Japan was very accessible.
【解説】learn that S V は「〜ということを知る」という基本構文。

【解答】accessible
【解説】accessible は形容詞で「利用しやすい」の意味。be動詞の補語として使われている。
【解答】2
【解説】people in wheelchairs は「車いすに乗っている人々」という意味。

【4】Yet a lot of visitors from abroad were having difficulty getting information in English.

《和訳》

しかし、多くの外国人観光客は英語での情報を得るのに苦労していました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

Yet の文頭用法(それでも)
have difficulty 〜ing(〜するのに苦労する)
進行形の過去形

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:Yet の文頭用法(それでも)

・文頭に置いて逆接の関係を示す接続副詞
・前文の内容と対照的なことを導く
・フォーマルな文体では But よりも適切とされる
・文頭 But は、基本的には避けます。ライティングでも重要なので、以下を確認しよう!

文頭の But はなぜ避けられるのか

  • 口語・カジュアルな文体では「But ~」はよく使われます。
  • しかし、フォーマルな文体では文頭の接続詞としては好まれません。
  • 理由は、「But」は本来、文中で節と節をつなぐ等位接続詞であり、副詞や接続副詞(however / yet など)と違って独立して文頭に立つことを想定していないからです。

書き換え例(フォーマルな場合)

  • ✕ But it was difficult to get information.
  • ○ However, it was difficult to get information.
  • ○ Yet it was difficult to get information.

実際の使い分け

表現文頭使用フォーマル度備考
But✕原則不可カジュアル文中使用が基本
However○可フォーマル最も標準的な逆接の副詞
Yet○可ややフォーマル「意外性」や「反転」を強調する

結論

文頭に「逆接」を置く場合、But ではなく Yet や However を使うのがフォーマル英文の基本。
この文では Yet が正しく、「それにもかかわらず多くの外国人観光客が困っていた」ことを効果的に示している。

ポイント②:have difficulty 〜ing(〜するのに苦労する)

・have difficulty の後には動名詞が続く
・意味は「〜するのに困難を感じる」
・trouble や a hard time なども類似表現

ポイント③:進行形の過去形(were having)

・have が「困難を経験する」という動作的意味で使われているため進行形が可能
・一時的・継続的な状況を表す
・通常の「所有する」という状態動詞としての have とは用法が異なる
・have については以下を確認しよう
(「なんで進行形なの?」と疑問に思った人は素晴らしい!)

■ 一般原則:have は状態動詞

  • 通常、「have」は「所有する」「持っている」などの状態を表すときは進行形にしません。

例:
× I am having a car.
○ I have a car.


■ 例外:have が「経験・行動・出来事」を表すとき

「have a good time」「have lunch」「have difficulty」などの表現では、have は「経験する・行う」などの動作的な意味になるため、進行形が許容されます。

この文:
were having difficulty getting information
→ 「(一時的に)苦労していた(=困難を経験していた)」という意味
→ 経験・行動を表すため、進行形が自然に使える


■ 参考比較

  • 状態 → × I am having a car.(×所有の意味では使えない)
  • 動作 → ○ I’m having lunch.(ランチを食べている最中)
  • 経験 → ○ They were having difficulty.(困難を経験している最中)

■ 結論

have は基本的に状態動詞だが、「経験・行動・一時的な状況」を表す慣用表現では進行形で使われることがある。
「have difficulty ~ing」もその代表例であり、「一時的に困難を感じていた」ことを表現しているため、進行形の were having は文法的にも意味的にも自然です。

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】2
【解説】前文の「アクセスしやすい」との肯定に対して、「それでも苦労している」という逆接が続くため Yet が適切。

【解答】3
【解説】have difficulty の後は動名詞(〜ing)が必要。getting information で「情報を得るのに苦労していた」。
【解答】2
【解説】have difficulty getting information in English は「英語で情報を得るのに苦労していた」の意味。

【5】I wanted to do something for them.

《和訳》

私は彼らのために何かしたいと思いました。

《重要ポイント》

ここは特になし!

【6】In 2015, I started Accessible Japan, an English website which provides information for visitors with disabilities, like the location of elevators and restrooms as well as the accessibility of tourist sites.

《和訳》

2015年、私は「アクセシブル・ジャパン」という英語のウェブサイトを立ち上げました。このサイトは、障がいのある訪問者のために、エレベーターやトイレの場所、観光地のバリアフリー情報などを提供しています。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

I started A, B which 〜(同格+関係代名詞)
provide A for B(BにAを提供する)
like A as well as B(AやBなど)

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:I started A, B which 〜(同格+関係代名詞)

・I started Accessible Japan, an English website で「Accessible Japan という英語のウェブサイトを始めた」
・名詞 B(an English website)は A(Accessible Japan)の説明(同格)
・続く which provides… は B(website)を先行詞とする関係代名詞節

ポイント②:provide A for B(BにAを提供する)

・provide は「提供する」という他動詞
・provide A for B で「BにAを提供する」
・to よりも「利益・目的に向けて与える」ニュアンスが強い
・provide の使い方について詳しく知りたい人は↓を確認!

基本構文:provide A for B

  • 「BにAを提供する」
  • 最も一般的で自然な形です

例:
The hotel provides breakfast for guests.
(そのホテルは宿泊客に朝食を提供する)


provide B A には基本できません

  • provide は 授与動詞(give 型)ではないため、目的語2つの語順(provide B A)にはできません
  • つまり:
     ✕ The hotel provides guests breakfast.(文法的に不自然)

他の構文:provide B with A は可能

  • こちらは 正しい構文です
  • 意味:B に A を提供する
  • 形は「provide + 人 + with + 物」

例:
The hotel provides guests with breakfast.
(そのホテルは宿泊客に朝食を提供する)


まとめ:provide の主な使い方

構文意味備考
provide A for BB に A を提供する最も自然、広く使われる
provide B with AB に A を提供するequally correct
✕ provide B A(誤用)give などとは異なり使えない

補足:for と with の違い(ニュアンス)

  • for:B が恩恵を受ける(目的・受益)
  • with:A を「手段・備え」として B に与える(装備的)

例の比較:

  1. We provide toys for children.(子どものために用意)
  2. We provide children with toys.(子どもに具体的に手渡すイメージ)

ポイント③:like A as well as B(AやBなど)

・like A, as well as B で「AやBなど」
・like は「例えば〜」という例示、A as well as B は「B だけでなくA も」
・並列のバリエーション表現としてよく出る組み合わせ
・A as well as B 「B だけでなくA も」、Aに焦点が置かれる理由が気になる人は↓でチェック!

結論:構文上の主語・動作の中心は A

「A as well as B」は、見た目とは逆で、A が主で、B が従です。
構文的にも意味的にも A に焦点が置かれます


理由1:as well as は「付加」であって「等位」ではない

  • and → 等位接続(A と B を同等に扱う)
     → A and B:どちらも同じ重み
  • as well as → 従属的な追加(Bはおまけ)
     → 意味は「B もそうだけど、主役は A」というニュアンスになる

例文:

He can play the piano as well as the violin.
→ 「彼はバイオリンできるけど、ピアノの方がメイン


理由2:主語や動詞との一致が A にかかる

  • 文法的にも 主語は A
  • 動詞の単複や時制も A に合わせる

例文:

The teacher, as well as the students, is going on a trip.
→ 動詞「is」は「teacher」に合わせている
→ 「生徒も行くけど、先生が主役」という構造


比較:意味と焦点の違い

表現意味焦点
A and BA も B も同等
A as well as BB だけでなく A もA(前者)
Not only A but also BA だけでなく B もB(後者)

まとめ

「A as well as B」は見た目とは逆に、A が主役
「B もそうだが、注目すべきは A」というニュアンスがある。
これは 文法的構造・動詞の一致・意味の焦点すべてに共通している。

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】3
【解説】I started A, B which 〜 の構文で、「Accessible Japan という英語のサイトを始めた」という意味になる。

【解答】I started Accessible Japan, an English website.
【解説】固有名詞 Accessible Japan の後に名詞句 an English website を同格で続けて説明している構文。
【解答】2
【解説】provide A for B で「BにAを提供する」。for の選択が最も自然で文法的に正しい。

【7】People should not have to give up their dream of visiting Japan just because of a lack of information.

《和訳》

情報が足りないという理由だけで、日本を訪れる夢を諦めるべきではありません。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

should not have to(〜する必要があるべきではない)
give up A(Aをあきらめる)
just because of A(単にAという理由で)

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:should not have to(〜する必要があるべきではない)

・should は「〜すべき」、have to は「〜しなければならない」
・組み合わせて「〜する必要があるべきではない」という意味になる
should have + 過去分詞「〜すべきだった」とは異なる構文なので注意

ポイント②:give up A(Aをあきらめる)

・give up は熟語で「〜をあきらめる」
・目的語には名詞・動名詞が入る
・抽象名詞(dream など)と一緒に使われることが多い

ポイント③:just because of A(単にAという理由で)

・because of は「〜のために」という前置詞句
・just を加えると「単に〜というだけで」という強調的な否定のニュアンスになる
・ネガティブな主張でよく使われる表現

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】2
【解説】should not have to は「〜する必要があるべきではない」、just because of は「〜というだけの理由で」という強調。訳にはこの否定的なニュアンスが必要。

【解答】People should not have to give up their dream.
【解説】助動詞 should + have to + 動詞の原形(give up)の語順に注意。
【解答】2
【解説】because of は前置詞で「〜の理由で」。just を加えると「たった〜という理由だけで」の強調となる。

【8】Fortunately, my efforts have touched the lives of many people.

《和訳》

ありがたいことに、私の取り組みは多くの人々の人生に影響を与えることができました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

my efforts の意味と訳し方
現在完了形(have touched)
touch the lives of 人(人の人生に影響を与える)

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:my efforts の意味と訳し方

・直訳は「私の努力たち」だが、日本語としては不自然
・文脈に応じて「私の活動」「私の取り組み」「私がしてきたこと」などと意訳するのが自然
・ここでは「Accessible Japan」などを含む一連の行動全体を指す

ポイント②:現在完了形(have touched)

・have + 過去分詞で「過去から現在にかけての経験・結果・継続」などを表す
・この文では「影響を与えてきた(今もその効果が残る)」という結果の用法
・主語が複数形(my efforts)なので have を使用

ポイント③:touch the lives of 人(人の人生に影響を与える)

・touch は「感動を与える」「心を動かす」の意味を含む
・「the lives of many people」で「多くの人々の人生(に影響を与える)」という象徴的な表現
・社会的貢献や感情的インパクトを示す場面で使われる

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】1
【解説】touch the lives of ~ は「~の人生に影響を与える」「感動を与える」の意味。日本語では「努力」よりも「活動」「取り組み」などが自然な訳。

【解答】3
【解説】so far(これまでのところ)という表現があるため、現在完了形(have + 過去分詞)を用いる必要がある。主語(efforts)は複数形なので have を使い、正解は have touched。
【解答】Fortunately, my efforts have touched the lives of many people.
【解説】Fortunately は文頭に置いて文全体を修飾する副詞。語順と現在完了の形に注意。

【9】Encouraged by the information on my website, an Australian girl with cerebral palsy and her father realized their dream of coming to Japan.

《和訳》

私のウェブサイトの情報に励まされ、脳性麻痺のあるオーストラリアの少女とその父親が日本を訪れるという夢を実現しました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

過去分詞の分詞構文(Encouraged by ~)
with + 病名(〜の病気を持つ)
realize one’s dream(夢を実現する)

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:過去分詞の分詞構文(Encouraged by ~)

・Encouraged は主語にかかる過去分詞で、「~に勇気づけられて」という意味
・この場合、主語(girl and her father)が「勇気づけられた」状態を表す
・主語が省略された分詞構文では、主語が文の主語と一致することに注意
・分詞構文の作り方は、改めて↓で確認しよう!

分詞構文の作り方

ポイント②:with + 病名(〜の病気を持つ)

・「with + 病名」で「〜の病気を持つ人」という意味になる
・この文では「girl with cerebral palsy」で「脳性まひの少女」
・英語では病名を特定する際に with を用いるのが自然
・例:a boy with asthma(喘息のある少年)

ポイント③:realize one’s dream(夢を実現する)

・realize は「実現する」「気づく」などの意味を持つ動詞
・realize one’s dream of ~ で「〜という夢を実現する」
・似た表現 “dreams come true” との違いは、↓で確認!

realize one’s dream(自分の夢を実現する)

項目内容
意味自分の力や努力によって夢を叶える
主語人(主語が行動する)
文型主語 + realize + one’s dream(of ~)
ニュアンス能動的・意図的に夢を叶える感じ。主体的な達成を強調。
例文She realized her dream of becoming a doctor.(彼女は医者になるという夢を実現させた)

dreams come true(夢が叶う)

項目内容
意味夢が自然と実現する・現実になる
主語dreams(夢)
文型dreams + come + true
ニュアンス運命的・受動的に夢が叶ったという印象。神秘的・感情的な響きがある。
例文Her dreams finally came true.(彼女の夢がついに叶った)

まとめ(違いを一言で)

  • realize one’s dream:自分で努力して夢を叶える(=能動的
  • dreams come true:運や巡り合わせで夢が叶う(=受動的/ロマンチック

使い分けのヒント

表現向いている場面
realize one’s dream合格、昇進、留学など努力の成果を表したいとき
dreams come true感動的なスピーチ、恋愛、映画・歌詞の中などロマンチックな文脈

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】3
【解説】Encouraged by ~ は分詞構文で「~に勇気づけられて」の意味。realize one’s dream は「夢を実現する」表現。

【解答】They realized their dream of coming to Japan.
【解説】realize one’s dream of ~ の語順に注意。「〜という夢を実現する」という構文。
【解答】4
【解説】「〜の病気を持つ」と言いたいときには with を用いる。with + 病名で「〜の病気を持つ人」の形になる。

【10】They both loved anime.

《和訳》

二人ともアニメが大好きでした。

《重要ポイント》

ここは特になし!

【11】On another occasion, having seen my website, staff members of the Nezu Museum asked me to check the accessibility of their facilities.

《和訳》

別の機会に、私のウェブサイトを見て、根津美術館のスタッフが館内のバリアフリー設備を確認してほしいと私に依頼してきた。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

On another occasion(別の機会に)
having seen ~(完了の分詞構文)
ask 人 to V(人に〜するよう依頼する)

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:On another occasion(別の機会に)

・「on + 特定の機会」で「~の時に」
・occasion は「機会・出来事」などを意味する名詞
・この表現で「別のある時に」という自然な導入を作る

ポイント②:having seen ~(完了の分詞構文)

・分詞構文の中でも 完了形(having + 過去分詞)
・主節よりも前の動作(=「見た」こと)が強調される
・主語は文の主語(staff members)に対応している
・分詞構文の作り方は↓をチェック!

分詞構文の作り方

ポイント③:ask 人 to V(人に〜するよう依頼する)

・「ask + 人 + to 不定詞」で「人に〜してほしいと頼む」
・目的語の位置と to 不定詞の使い方に注意
・この文では「asked me to check」で「私に確認を頼んだ」

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】2
【解説】ask 人 to V の形に注目。「人に〜してほしいと頼む」という意味。check the accessibility は「バリアフリーの確認」。

【解答】1
【解説】「~の機会に」は on another occasion の形が自然。occasion は「特定の出来事・機会」で、on を使う。
【解答】Having seen my website, staff members asked me to check the accessibility of their facilities.
【解説】完了分詞構文「having + 過去分詞」は主節より前の動作を示す。主語は staff members に一致。

【12】I noticed a problem with the museum’s toilet: it didn’t have a backrest.

《和訳》

私は美術館のトイレに問題があることに気づきました。背もたれがなかったのです。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

a problem with ~(〜に関する問題)
it didn’t have A(それにはAがなかった)
コロン(:)の使い方

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:a problem with ~(〜に関する問題)

・「a problem with + 名詞」で「〜に関する問題」という意味
・with は「関連・所属」のニュアンスを持つ
・例:a problem with the machine(機械の不具合)

ポイント②:it didn’t have A(それにはAがなかった)

・have は「〜を持っている/備えている」
・it didn’t have A で「それにはAがなかった」ことを表現
・この文では「it = the museum’s toilet」、「A = a backrest」

ポイント③:コロン(:)の使い方

・英語では コロン : の後に具体的な説明や内容を置く
・この文では「a problem」の中身(= it didn’t have a backrest)を説明している
・簡潔に情報を補足・列挙する時によく使われる

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】2
【解説】コロンの後が具体的説明を示す。a problem with ~ は「~に関する問題」、it didn’t have ~ は「~がなかった」。

【解答】2
【解説】「〜に関する問題」は a problem with ~ の形が基本。
【解答】I noticed a problem with the museum’s toilet.
【解説】a problem with ~ の構文に従い、語順に注意する。

【13】The staff went right to work.

《和訳》

スタッフはすぐに対応に取りかかりました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

go to work(仕事に取りかかる)
right(すぐに、直ちに)
時制の一致(過去形)

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:go to work(仕事に取りかかる)

・直訳は「仕事へ行く」だが、文脈により「作業を始める」「取りかかる」の意味になる
・特に「問題への対処」に積極的に動き始めたニュアンス
・例:After hearing the complaint, they went to work on a solution.
・work のコアイメージを押さえたい人は↓でチェック!

work

ポイント②:right(すぐに、直ちに)

・right は「すぐに」「ぴったり」といった意味を加える副詞
・go right to work で「すぐに作業に取りかかる」
・強調表現として会話・文章どちらでもよく使われる

ポイント③:時制の一致(過去形)

・went は go の過去形
・文全体が過去の出来事として語られているため、時制が一貫している
・「過去の描写」で時制を揃えるのは記述文で重要な基本

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】2
【解説】go right to work は「すぐに作業に取りかかる」という表現。right は「すぐに」という副詞。

【解答】2
【解説】「go right to work」で「すぐに作業に取りかかる」という決まり表現。
【解答】The staff went right to work.
【解説】主語 the staff に対し、動詞 went、目的句 right to work。語順を正確に再現することがポイント。

【14】On my next visit, they were very proud to show me the new backrest on the toilet.

《和訳》

次に訪れたとき、彼らは新しく設置されたトイレの背もたれを誇らしげに見せてくれました。

《重要ポイント》

せんせい

この文では…

「on + 名詞」で「〜のときに」
感情・評価を表す典型表現
on じゃなくて、in や at もいいんじゃないの?

が学べます!

受験に向けてもしっかり学ぼう🐻

ポイント①:On my next visit(次に訪れたとき)

・「on + 名詞」で「〜のときに」を表す時間表現
・visit は名詞で「訪問」
・on my next visit =「私が次に訪問したとき」

ポイント②:be proud to V(〜することを誇りに思う)

・proud は「誇りに思う」形容詞
・be proud to show で「見せることを誇らしく思う」
・感情・評価を表す典型表現のひとつ

ポイント③:the new A on B(Bにある新しいA)

・名詞+on+名詞 で「〜にある…」を表す構文
・the new backrest on the toilet = 「トイレにある新しい背もたれ」
・前置詞 on の位置関係に注意
・on じゃなくて、in や at もいいんじゃないの?と思った人は↓をチェック!

“on” が使われる理由:「接触・表面」のイメージ

  • on は「〜の上に・〜の表面に接して」という感覚を持ちます。
  • 背もたれ(backrest)は、トイレの一部として、接して取り付けられているものなので、「on」が自然です。
個別指導塾SECOND『onのイメージ』

the backrest is on the toilet
→ 背もたれがトイレの表面(背中側)に 設置されている


他の前置詞との違い

✴ in(中に)

  • 「中に入っている」感覚なので、容器や空間の内部に関して使います。
  • in the toilet にすると、「トイレの中(内部空間)に背もたれが入っている」という奇妙な意味になります。

✴ at(場所の一点)

  • 「〜にいて・〜にある」というざっくりとした位置を示す前置詞。
  • at the toilet は「トイレという場所にいる」という意味にはなりますが、背もたれがどこに取り付けられているかは全く表現できません。

結論

on the toilet は「トイレの表面(背中側)に取り付けられている」
→ だから「on」が最も自然な前置詞。


ちなみに、同じような感覚で:

  • a label on the bottle(ボトルに貼られたラベル)
  • a crack on the screen(画面のヒビ)
  • a stain on the shirt(シャツに付いた汚れ)

すべて「接触・表面」にあるものを「on」で表しています。

せんせい

問題で復習しよう🐻

【解答】3
【解説】be proud to V は「〜することを誇らしく思う」。new backrest on the toilet = トイレの新しい背もたれ。
【解答】3
【解説】be proud to V は「〜することを誇りに思う」の定型表現。to の不定詞を続ける。

【解答】On my next visit, they were very proud to show me.
【解説】時を表す副詞句 on my next visit を文頭に置く。主語 they、be動詞 were、補語 very proud to show ~。

以上で解説は終了❗️
次は定期テスト予想問題で実力を上げよう!

せんせい

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さまざまな分詞構文(受け身・否定・完了) / 強調構文 を踏まえて読解すれば、比較的話しの流れは掴みやすいですが、それが出来ていないと苦戦している文章もあったのではないでしょうか❗️

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①授業前にひとこと、でも話しましたが…

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勉強のポイントを踏まえる→和訳を見ながらストーリー理解!→あとは音読❗️

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