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授業前にひとこと
今回は『不死之薬』について扱っていきます❗️
この小説のポイントは…🐻
漢文の句法をうまく使った、とんちの話!ということです🙌
どのように使われているのかを、しっかり理解することが大事ですね📕
さて、いつも授業前に説明することですが…
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
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勉強のポイント
①なぜ王様は武官を殺さないと決めたのかストーリーを理解しよう!
②単語・重要ポイントをインプットしよう!
③可能・使役の句法を学ぼう。
本文
有献不死之薬於荊王者。
謁者操之以入。
中射之士問曰、「可食乎。」
曰、「可。」因奪而食之。
王大怒、使人殺中射之士。
中射之士使人説王曰、
「臣問謁者。謁者曰、『可食。』臣故食之。
是臣無罪而罪在謁者也。
且客献不死之薬、臣食之、而王殺臣、是死薬也。
是客欺王也。
夫殺無罪之臣、而明人之欺王也。
不如釈臣。」
王乃不殺。
重要単語
謁者 | 宮中で賓客の取り次ぎをつかさどる役人 |
書き下し文
不死の薬を荊王に献ずる者有り。
謁者之を操りて以て入る。
中射の士問ひて曰はく、「食らふべきか。」と。
曰はく、「可なり。」と。因りて奪ひて之を食らふ。
王大いに怒り、人をして中射の士を殺さしめんとす。
中射の士の人をして王に説かしめて曰はく、
「臣謁者に問ふ。謁者曰はく、『食らふべし。』と。臣故に之を食らふ。
是れ臣に罪無くして罪は謁者に在るなり。
且つ客不死の薬を献じ、臣之を食らひて、王臣を殺さば、是れ死薬なり。
是れ客王を欺くや。
夫れ罪無きの臣を殺して、人の王を欺くを明らかにするなり。
臣を釈すに如かず。」と。
現代語訳
不死の薬を荊王に献上した者がいた。
宮中で来客の取り次ぎをする役人がそれを受け取って(宮中に)入った。
宮中で宿直の警護をする武官が尋ねて言うには、「食べても良いのか。」と。
取り次ぎ役が言うことには、「食べられます。」と。
そこで(武官は)奪ってこの薬を食べた。
王は大いに怒り、人に命じてその武官を殺させようとした。
その武官の者が人を介して王に弁解させて言うことには、
「私は取り次ぎ役に尋ねました。(すると)取り次ぎ役は、『食べても良い。』と言いました。だから私はこれを食べたのです。
これはつまり私に罪はなく、罪は取り次ぎ役にあるのです。
また、客人が不死の薬を献上し、私がその薬を食べて、王が私を殺したとすれば、これは死の薬だったということになります。
これはつまり客人が王をだましたということになります。
そもそも、罪のない私を殺して、人が王をだましたことを明らかにすることになります。
私を許した方が良いかと思われます。」と。
王はそこで殺さなかった。
重要ポイント
【ピンク】重要な漢字・句法
【オレンジ】指示語が指す内容・省略されている内容など読解に必要なこと
【黄色】プラスアルファの内容(本文には関係ないけど重要なこと)
【1】有献不死之薬於荊王者。
《書き下し文》
不死の薬を荊王に献ずる者有り。
《和訳》
不死の薬を荊王に献上した者がいた。
《重要ポイント》
【2】謁者操之以入。
《書き下し文》
謁者之を操りて以て入る。
《和訳》
宮中で来客の取り次ぎをする役人がそれを受け取って(宮中に)入った。
《重要ポイント》
【3】中射之士問曰、「可食乎。」
《書き下し文》
中射の士問ひて曰はく、「食らふべきか。」と。
《和訳》
宮中で宿直の警護をする武官が尋ねて言うには、「食べても良いのか。」と。
《重要ポイント》
【4】曰、「可。」因奪而食之。
《書き下し文》
曰はく、「可なり。」と。因りて奪ひて之を食らふ。
《和訳》
取り次ぎ役が言うことには、「食べられます。」と。そこで(武官は)奪ってこの薬を食べた。
《重要ポイント》
【5】王大怒、使人殺中射之士。
《書き下し文》
王大いに怒り、人をして中射の士を殺さしめんとす。
《和訳》
王は大いに怒り、人に命じてその武官を殺させようとした。
《重要ポイント》
【6】中射之士使人説王曰、
《書き下し文》
中射の士の人をして王に説かしめて曰はく、
《和訳》
その武官の者が人を介して王に弁解させて言うことには、
《重要ポイント》
【7】「臣問謁者。謁者曰、『可食。』臣故食之。
《書き下し文》
「臣謁者に問ふ。謁者曰はく、『食らふべし。』と。臣故に之を食らふ。
《和訳》
「私は取り次ぎ役に尋ねました。(すると)取り次ぎ役は、『食べても良い。』と言いました。だから私はこれを食べたのです。
《重要ポイント》
【8】是臣無罪而罪在謁者也。
《書き下し文》
是れ臣に罪無くして罪は謁者に在るなり。
《和訳》
これはつまり私に罪はなく、罪は取り次ぎ役にあるのです。
《重要ポイント》
【9】且客献不死之薬、臣食之、而王殺臣、是死薬也。
《書き下し文》
且つ客不死の薬を献じ、臣之を食らひて、王臣を殺さば、是れ死薬なり。
《和訳》
また、客人が不死の薬を献上し、私がその薬を食べて、王が私を殺したとすれば、これは死の薬だったということになります。
《重要ポイント》
【10】是客欺王也。
《書き下し文》
是れ客王を欺くや。
《和訳》
これはつまり客人が王をだましたということになります。
《重要ポイント》
【11】夫殺無罪之臣、而明人之欺王也。
《書き下し文》
夫れ罪無きの臣を殺して、人の王を欺くを明らかにするなり。
《和訳》
そもそも、罪のない私を殺して、人が王をだましたことを明らかにすることになります。
《重要ポイント》
【12】不如釈臣。」
《書き下し文》
臣を釈すに如かず。」と。
《和訳》
私を許した方が良いかと思われます。」と。
《重要ポイント》
【13】王乃不殺。
《書き下し文》
《和訳》
王はそこで殺さなかった。
《重要ポイント》
ここまで執筆完了❗️日々解説を加えていきます!
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現在執筆中!
これで全て終了です❗️
「可」の2つの意味を理解できましたか??🙌
句法や重要語句もしっかり復習&トレーニングをしましょうね✏️
最初にもお伝えしましたが、、、
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
またお会いしましょう!定期テストがんばれ〜🐻
じゃあね〜、バイバイ!