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- 授業前にひとこと
- 勉強のポイント
- 本文
- 重要単語
- 書き下し文
- 現代語訳
- 重要ポイント
- 【1】南陽宋定伯、年少時、夜行逢鬼。
- 【2】問之、鬼言、「我是鬼。」
- 【3】鬼問、「汝復誰。」
- 【4】定伯誑之言、「我亦鬼。」
- 【5】鬼問、「欲至何所。」
- 【6】答曰、「欲至宛市。」
- 【7】鬼言、「我亦欲至宛市。」
- 【8】遂行数里。
- 【9】鬼言、「歩行太遅、可共逓相担。何如。」
- 【10】定伯曰、「大善。」
- 【11】鬼便先担定伯数里。
- 【12】鬼言、「卿太重、将非鬼也。」
- 【13】定伯言、「我新鬼。故身重耳。」
- 【14】定伯因復担鬼、鬼略無重。如是再三。
- 【15】定伯復言、「我新鬼、不知有何所畏忌。」
- 【16】鬼答言、「惟不喜人唾。」
- 【17】於是共行、道遇水。
- 【18】定伯令鬼先渡、聴之、了然無声音。
- 【19】定伯自渡、漕漼作声。
- 【20】鬼復言、「何以有声。」
- 【21】定伯曰、「新死、不習渡水故耳。勿怪吾也。」
- 【22】行欲至宛市、定伯便担鬼著肩上、急執之。
- 【23】鬼大呼、声咋咋然、索下不復聴之。
- 【24】径至宛市中、下著地、化為一羊。
- 【24】便売之。恐其変化、唾之。
- 【25】得銭千五百、乃去。
- 定期テスト予想問題
授業前にひとこと
今回は『売鬼(干宝)』について扱っていきます❗️
この小説のポイントは…🐻
『人間が幽霊を騙してしまう!!』ということです👀
幽霊って、人間から怖がられるものですよね!そんな幽霊を騙す人間のお話し。
素直に人間の言葉を信じでしまう幽霊がだんだん憐れに見えてしまうかも。
そんな漢文小説ですね📕
さて、いつも授業前に説明することですが…
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
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勉強のポイント
①定伯がどのような話で幽霊を騙したののストーリーを理解しましょう!
②単語・重要ポイントをインプットしよう!
③さまざまな疑問の句法を学ぼう。
本文
南陽宋定伯、年少時、夜行逢鬼。
問之、鬼言、「我是鬼。」
鬼問、「汝復誰。」
定伯誑之言、「我亦鬼。」
鬼問、「欲至何所。」
答曰、「欲至宛市。」
鬼言、「我亦欲至宛市。」
遂行数里。
鬼言、「歩行太遅、可共逓相担。如何。」
定伯曰、「大善。」
鬼便先担定伯数里。
鬼言、「卿太重、将非鬼也。」
定伯言、「我新鬼。故身重耳。」
定伯因復担鬼、鬼略無重。如是再三。
定伯復言、「我新鬼、不知有何所畏忌。」
鬼答言、「惟不喜人唾。」
於是共行、道遇水。
定伯令鬼先渡、聴之、了然無声音。
定伯自渡、漕漼作声。
鬼復言、「何以有声。」
定伯曰、「新死、不習渡水故耳。勿怪吾也。」
行欲至宛市、定伯便担鬼著肩上、急執之。
鬼大呼、声咋咋然、索下不復聴之。
径至宛市中、下著地、化為一羊。
便売之。恐其変化、唾之。
得銭千五百、乃去。
重要単語
鬼 | 死者の塊。幽霊。 |
宛市 | 宛の市場 |
数里 | 当時の一里は、約436M。 |
卿 | おまえ。きみ。同輩同士や目下の者への二人称。 |
新鬼 | 幽霊になったばかり、死んだばかり |
再三 | 二度三度と繰り返す |
畏忌 | 恐れ嫌う |
了然 | 全く、少しも |
漕漼 | ざぶざぶ、じゃぶじゃぶ、水音の擬声語 |
咋咋然 | ぎゃあぎゃあ、わあわあ、叫び声の擬声語 |
書き下し文
南陽の宋定伯、年少き時、夜行きて鬼に逢ふ。
之に問ふに、鬼言ふ、「我は是れ鬼なり。」と。
鬼問ふ、「汝復た誰ぞ。」と。
定伯之を誑きて言ふ、「我も亦鬼なり。」と。
鬼問ふ、「何れの所に至らんと欲するや。」と。
答へて曰はく、「宛市に至らんと欲す。」と。
鬼言ふ、「我も亦宛市に至らんと欲す。」と。
遂に行くこと数里。
鬼言ふ、「歩行すること太だ遅し、共に逓ひに相担ふべし。如何。」と。
定伯曰はく「大いに善し。」と。
鬼便ち先づ定伯を担ふこと数里。
鬼言ふ、「卿太だ重し、将た鬼に非ざるか。」と。
定伯言ふ、「我は新鬼なり。故に身重きのみ。」と。
定伯因りて復た鬼を担ふに、鬼略重さ無し。是くのごとくすること再三。
定伯復た言ふ、「我は新鬼なれば、何の畏忌する所有るかを知らず。」と。
鬼答へて言ふ、「惟だ人の唾を喜まざるのみ。」と。
是に於いて共に行くに、道に水に遇ふ。
定伯鬼をして先づ渡らしめ、之を聴くに、了然として声音無し。
定伯自ら渡るに、漕漼として声を作す。
鬼復た言ふ、「何を以て声有るや。」と。
定伯曰はく、「新たに死して、水を渡るに習はざるが故のみ。吾を怪しむこと勿かれ。」と。
行きて宛市に至らんと欲するや、定伯便ち鬼を担ひて肩上に著け、急に之を執ふ。
鬼大いに呼び、声咋咋然として、下ろさんことを索むるも、復た之を聴かず。
径ちに宛市の中に至り、下して地に著くれば、化して一羊と為る。
便ち之を売る。其の変化せんことを恐れ、之に唾す。
銭千五百を得て、乃ち去る。
現代語訳
南陽の宋定伯は、若い頃、夜に歩いていて幽霊に出くわした。
これ(=幽霊)に尋ねると、幽霊は言った「私は幽霊だ。」と。
幽霊は尋ねた、「おまえの方こそ一体誰か。」と。
定伯はこれ(=幽霊)に嘘をついて言った「私もまた幽霊である。」と。
幽霊が尋ねた「どこに行こうとしているのか。」と。
(定伯が)答えて言った、「宛の市場に行こうとしている。」と。
幽霊は言った、「私もまた宛の市場に行こうとしている。」と。
そのまま数里(一緒に)歩いた。
幽霊が言った、「(おまえは)歩くのがとても遅い。一緒に交代で互いを背負うのがいい。どうだろうか。」と。
定伯が言うには、「たいへん良い考えだ。」と。
幽霊はすぐに最初に、定伯を数里背負った。
幽霊は言った、「あなたはとても重い。もしかして幽霊ではないのか。」と。
定伯は言った、「私は幽霊になったばかりで、だから体が重いだけだ。」と。
定伯はそこで今度は幽霊を背負うと、幽霊はほとんど重さがなかった。
このようなことを何度も繰り返した。
定伯はまた言った、「私は幽霊になったばかりであるので、(幽霊に)どのような恐れ嫌うものがあるかを知らない。」と。
幽霊は答えて言った、「ただ人の唾を好まないだけだ。(=恐れ嫌うのは人間の唾だけだ)」と。
こうして一緒歩いて行くと、道中で川に行き当たった。
定伯は、幽霊を先に渡らせて、これ(=川を渡る音)を聞いてみると、まったく音がしなかった。
定伯が自分で渡ると、ざぶざぶと音がした。
幽霊は再び言った、「どうして音がするのか。」と。
定伯が言うには、「死んだばかりで、川を渡るのに慣れていないだけだ。私のことを怪しむな。」と。
歩いて宛の市場に到着しそうになると、定伯はすぐに幽霊を背負って肩の上にのせ、すぐさまこれ(幽霊)をしっかりと捕まえた。
幽霊は大声をあげて叫び、声をぎゃあぎゃと発して下ろすように求めたけれども、決してこれ(=幽霊の頼み)を聞き入れなかった。
すぐに宛の市場の中に到着し、下ろして地面に置くと、(幽霊は)化けて一匹の羊となった。
(定伯は)すぐにそのままこれ(羊に化けた幽霊)を売った。
それ(羊)が化けることを心配して、これに唾を吐いた。
(定伯は)千五百の銭を手に入れて、そこで立ち去った。
重要ポイント
【ピンク】重要な漢字・句法
【オレンジ】指示語が指す内容・省略されている内容など読解に必要なこと
【黄色】プラスアルファの内容(本文には関係ないけど重要なこと)
【1】南陽宋定伯、年少時、夜行逢鬼。
《書き下し文》
南陽の宋定伯、年少き時、夜行きて鬼に逢ふ。
《和訳》
南陽の宋定伯は、若い頃、夜に歩いていて幽霊に出くわした。
《重要ポイント》
【2】問之、鬼言、「我是鬼。」
《書き下し文》
之に問ふに、鬼言ふ、「我は是れ鬼なり。」と。
《和訳》
これ(=幽霊)に尋ねると、幽霊は言った「私は幽霊だ。」と。
《重要ポイント》
【3】鬼問、「汝復誰。」
《書き下し文》
鬼問ふ、「汝復た誰ぞ。」と。
《和訳》
幽霊は尋ねた、「おまえの方こそ一体誰か。」と。
《重要ポイント》
【疑問】A誰=Aは誰ぞ=Aは誰か?
【4】定伯誑之言、「我亦鬼。」
《書き下し文》
定伯之を誑きて言ふ、「我も亦鬼なり。」と。
《和訳》
定伯はこれ(=幽霊)に嘘をついて言った「私もまた幽霊である。」と。
《重要ポイント》
「之に」とは何を指すのかを覚えましょう!ここでは「幽霊」を指しますね!
ここから幽霊と定伯の会話が始まります。
【5】鬼問、「欲至何所。」
《書き下し文》
鬼問ふ、「何れの所にか至らんと欲するや。」と。
《和訳》
幽霊が尋ねた「どこに行こうとしているのか。」と。
《重要ポイント》
【疑問】何所=何れの所にか
場所を問う疑問詞の1つ!白文でもしっかり書き下し文にできるようにね🐰
疑問で使われる「何」という漢字。
1文字では「何をか…」と使われることが多いので、そこも合わせてチェック👍
【6】答曰、「欲至宛市。」
《書き下し文》
答へて曰はく、「宛市に至らんと欲す。」と。
《和訳》
(定伯が)答えて言った、「宛の市場に行こうとしている。」と。
《重要ポイント》
【7】鬼言、「我亦欲至宛市。」
《書き下し文》
鬼言ふ、「我も亦宛市に至らんと欲す。」と。
《和訳》
幽霊は言った、「私もまた宛の市場に行こうとしている。」と。
《重要ポイント》
【8】遂行数里。
《書き下し文》
遂に行くこと数里。
《和訳》
そのまま数里(一緒に)歩いた。
《重要ポイント》
遂に=その結果・そのまま
【9】鬼言、「歩行太遅、可共逓相担。何如。」
《書き下し文》
鬼言ふ、「歩行すること太だ遅し、共に逓ひに相担ふべし。何如。」と。
《和訳》
幽霊が言った、「(おまえは)歩くのがとても遅い。一緒に交代で互いを背負うのがいい。どうだろうか。」と。
《重要ポイント》
「可A」=「べしA」=「Aするのがいい」
【疑問】如何=どうだろうか?
何如(いかん)何が先にくる場合は「いかん」
如何(いかんせん)如が先にくる場合は「いかんせん」
訓読の方法に注意🐰
【10】定伯曰、「大善。」
《書き下し文》
定伯曰はく「大いに善し。」と。
《和訳》
定伯が言うには、「たいへん良い考えだ。」と。
《重要ポイント》
【11】鬼便先担定伯数里。
《書き下し文》
鬼便ち先づ定伯を担ふこと数里。
《和訳》
幽霊はすぐに最初に、定伯を数里背負った。
《重要ポイント》
便=すぐに(接続詞)
【12】鬼言、「卿太重、将非鬼也。」
《書き下し文》
鬼言ふ、「卿太だ重し、将た鬼に非ざるか。」と。
《和訳》
幽霊は言った、「あなたはとても重い。もしかして幽霊ではないのか。」と。
《重要ポイント》
A也=Aか=Aなのか?(疑問)
🐰疑問の助詞プラスワン🐰
耶・也・哉・邪・歟・乎
など沢山あるので、覚えておこう!!
幽霊なら体が軽いはずなのに重い!!
本当に幽霊なのかを疑っていますね🐰
【13】定伯言、「我新鬼。故身重耳。」
《書き下し文》
定伯言ふ、「我は新鬼なり。故に身重きのみ。」と。
《和訳》
定伯は言った、「私は幽霊になったばかりで、だから体が重いだけだ。」と。
《重要ポイント》
故に=だから、しがたがって(理由を表す)
A耳=Aのみ=Aだ(断定)
💡「のみ」は書き下し文にするときに、ひらがなに変換するよ!覚えよう👍
【14】定伯因復担鬼、鬼略無重。如是再三。
《書き下し文》
定伯因りて復た鬼を担ふに、鬼略重さ無し。是くのごとくすること再三。
《和訳》
定伯はそこで今度は幽霊を背負うと、幽霊はほとんど重さがなかった。このようなことを何度も繰り返した。
《重要ポイント》
如A=Aがごとし=Aのようだ(比況形)
本文では・・・
如是=是くのごとく
🐰読み仮名・送り仮名が特殊なので覚えよう!
✏️「如是」とはどのようなことか?
定伯と幽霊のこれまでのやりとりのことを指しています🐰
自分は幽霊になったばかりだから・・・と幽霊を騙し続けている様子を指しているのを読み解こう!
【15】定伯復言、「我新鬼、不知有何所畏忌。」
《書き下し文》
定伯復た言ふ、「我は新鬼なれば、何の畏忌する所有るかを知らず。」と。
《和訳》
定伯はまた言った、「私は幽霊になったばかりであるので、(幽霊に)どのような恐れ嫌うものがあるかを知らない。」と。
《重要ポイント》
所A=「所」=下の動詞を名詞化してくれるよ❗️
本文ではどのような恐れ嫌うものと略されます🐰
【16】鬼答言、「惟不喜人唾。」
《書き下し文》
鬼答へて言ふ、「惟だ人の唾を喜まざるのみ。」と。
《和訳》
幽霊は答えて言った、「ただ人の唾を好まないだけだ。(=恐れ嫌うのは人間の唾だけだ)」と。
《重要ポイント》
惟A=ただAするだけだ(限定)
🐰限定形のプラスワン🐰
ただ:唯・只・直・但・惟・徒・特・祇
のみ:耳・爾・巳・而巳
など沢山あります💡「ただ」「のみ」のどちらの漢字だけが出てくる場合もあるので、読めるのが大事だよ❗️
【17】於是共行、道遇水。
《書き下し文》
是に於いて共に行くに、道に水に遇ふ。
《和訳》
こうして一緒歩いて行くと、道中で川に行き当たった。
《重要ポイント》
於是=是に於いて=こうして、そこで(順接)
【18】定伯令鬼先渡、聴之、了然無声音。
《書き下し文》
定伯鬼をして先づ渡らしめ、之を聴くに、了然として声音無し。
《和訳》
定伯は、幽霊を先に渡らせて、これ(=川を渡る音)を聞いてみると、まったく音がしなかった。
《重要ポイント》
命AB=AをしてBせしむ=AにBさせる(使役)
本文では、「幽霊を先に渡らせて」という意味
【19】定伯自渡、漕漼作声。
《書き下し文》
定伯自ら渡るに、漕漼として声を作す。
《和訳》
定伯が自分で渡ると、ざぶざぶと音がした。
《重要ポイント》
【20】鬼復言、「何以有声。」
《書き下し文》
鬼復た言ふ、「何を以て声有るや。」と。
《和訳》
幽霊は再び言った、「どうして音がするのか。」と。
《重要ポイント》
何以A=何を以てA=どうしてAなのか(疑問)
【21】定伯曰、「新死、不習渡水故耳。勿怪吾也。」
《書き下し文》
定伯曰はく、「新たに死して、水を渡るに習はざるが故のみ。吾を怪しむこと勿かれ。」と。
《和訳》
定伯が言うには、「死んだばかりで、川を渡るのに慣れていないだけだ。私のことを怪しむな。」と。
《重要ポイント》
勿A=Aすること勿かれ=Aするな(禁止)
🐰禁止形のプラスワン🐰
禁止形の略し方は「〜するな」「〜してはいけない」「〜しないでくれ」とさまざま。
文脈を見ながら、略しましょう!
【22】行欲至宛市、定伯便担鬼著肩上、急執之。
《書き下し文》
行きて宛市に至らんと欲するや、定伯便ち鬼を担ひて肩上に著け、急に之を執ふ。
《和訳》
歩いて宛の市場に到着しそうになると、定伯はすぐに幽霊を背負って肩の上にのせ、すぐさまこれ(幽霊)をしっかりと捕まえた。
《重要ポイント》
【23】鬼大呼、声咋咋然、索下不復聴之。
《書き下し文》
鬼大いに呼び、声咋咋然として、下さんことを索むるも、復た之を聴さず。
《和訳》
幽霊は大声をあげて叫び、声をぎゃあぎゃと発して下ろすように求めたけれども、決してこれ(=幽霊の頼み)を聞き入れなかった。
《重要ポイント》
不復A=またAせず=二度と再びAしない(部分否定)
【24】径至宛市中、下著地、化為一羊。
《書き下し文》
径ちに宛市の中に至り、下して地に著くれば、化して一羊と為る。
《和訳》
すぐに宛の市場の中に到着し、下ろして地面に置くと、(幽霊は)化けて一匹の羊となった。
《重要ポイント》
【24】便売之。恐其変化、唾之。
《書き下し文》
便ち之を売る。其の変化せんことを恐れ、之に唾す。
《和訳》
それ(羊)が化けることを心配して、これに唾を吐いた。
《重要ポイント》
✏️「之」とはどのようなことか?
之は幽霊のことだけど、この文面では幽霊が化けた羊のことなので注意!
【25】得銭千五百、乃去。
《書き下し文》
銭千五百を得て、乃ち去る。
《和訳》
(定伯は)千五百の銭を手に入れて、そこで立ち去った。
《重要ポイント》
定期テスト予想問題
【第一問・教科書問題】
「恐其変化、唾之」の文章で「唾之」の理由を答えなさい
【解答例】
羊に化けた幽霊が、元の姿に戻ったり、他の何かに化け変わったりしないようにするため。
これで全て終了です❗️
幽霊と人間の掛け合いが面白い物語でしたね!
ストーリーの理解はしやすいと思うので、句法や重要語句をしっかり復習&トレーニングをしましょうね✏️
最初にもお伝えしましたが、、、
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
またお会いしましょう!定期テストがんばれ〜🐻
じゃあね〜、バイバイ!!