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- 授業前にひとこと
- 勉強のポイント
- 本文
- 重要単語
- 書き下し文
- 現代語訳
- 重要ポイント
- 【1】曰、「吾初疾困、為熱所逼、殆不可堪。
- 【2】忽悶、忘其疾、悪熱求涼、策杖而去。
- 【3】不知其夢也。
- 【4】既出郭、其心欣欣然、若籠禽檻獣之得逸、莫我知也。
- 【5】漸入山、 山行益悶、 遂下遊於江畔。
- 【6】見江潭深浄、秋色可愛、軽漣不動、 カ鏡涵遠虚。
- 【7】忽有思浴意。
- 【8】遂脱衣於岸、跳身便入。
- 【9】自幼狎水、成人已来、絶不復戯。
- 【10】遇此縦適、実契宿心。
- 【11】且曰、『人浮不如魚快也。
- 【12】安得摂魚而健游乎。』
- 【13】旁有魚曰、『顧足下不願耳。
- 【14】正授亦易。
- 【15】何況求摂。
- 【16】当為足下図之。』
- 【17】決然而去。
- 【18】未頃、有魚頭人。
- 【19】長数 尺、騎鯢来導従数十魚。
- 【20】宣河伯詔曰、『 城居水游、浮沈異道、苟非其好、則昧通波。
- 【21】薛主簿意尚浮深、跡思閑曠。
- 【22】楽浩汗之域、放懐清江、厭崿之情、投簪幻世。
- 【23】暫従鱗化、非遽成身、可権充東潭赤鯉。
- 【24】嗚呼、恃長波而傾舟、得罪於晦。
- 【25】昧繊鉤而貪餌、見傷於明。
- 【26】無或失身、以羞其党。
- 【27】爾其勉之。』
- 【28】聴而自顧、即已魚服矣。
- 定期テスト予想問題
授業前にひとこと
今回は『魚服記』について扱っていきます❗️
この小説のポイントは…🐻
『魚になって生き返った男の不思議な物語』ということです👀
さて、いつも授業前に説明することですが…
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
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勉強のポイント
①薛偉は何を願って、どうなりたいと思ったか?
②単語・重要ポイントをインプットしよう!
③受け身・部分否定・比較・仮定の句法を学ぼう。
本文
曰、「吾初疾困、為熱所逼、殆不可堪。
忽悶、忘其疾、悪熱求涼、策杖而去。
不知其夢也。
既出郭、其心欣欣然、若籠禽檻獣之得逸、莫我知也。
漸入山、 山行益悶、 遂下遊於江畔。
見江潭深浄、秋色可愛、軽漣不動、 カ鏡涵遠虚。
忽有思浴意。
遂脱衣於岸、跳身便入。
自幼狎水、成人已来、絶不復戯。
遇此縦適、実契宿心。
且曰、『人浮不如魚快也。
安得摂魚而健游乎。』
旁有魚曰、『顧足下不願耳。
正授亦易。
何況求摂。
当為足下図之。』
決然而去。
未頃、有魚頭人。
長数 尺、騎鯢来導従数十魚。
宣河伯詔曰、『 城居水游、浮沈異道、苟非其好、則昧通波。
薛主簿意尚浮深、跡思閑曠。
楽浩汗之域、放懐清江、厭崿之情、投簪幻世。
暫従鱗化、非遽成身、可権充東潭赤鯉。
嗚呼、恃長波而傾舟、得罪於晦。
昧繊鉤而貪餌、見傷於明。
無或失身、以羞其党。
爾其勉之。』
聴而自顧、即已魚服矣。
重要単語
欣欣然 | うれしそうに生き生きとする様子 |
江潭 | 川の淵 |
深浄 | 深く澄んでいる様子 |
軽漣 | さざ波 |
縦適 | 思う存分 |
宿心 | 日頃の願い |
健游 | 上手に泳ぐ |
鯢 | メスのクジラ |
河伯 | 水神、川の神 |
城居 | 町に住むこと |
閑曠 | 静かで広い空間 |
繊鉤 | 細い釣り針 |
魚服 | 魚の服 |
書き下し文
曰はく、「吾初め疾に困しみ、熱の逼る所と為り、殆ど堪ふべからず。
忽ち悶え、其の疾を忘れ、熱を悪み涼を求めて、杖を策きて去る。
其の夢なるを知らざるなり。
既に郭を出づれば、其の心は欣欣然として、籠の禽檻の獣の逸るるを得るがごときも、我を知るもの莫きなり。
漸く山に入るに、 山行すれば益悶え、遂に下りて江畔に遊ぶ。
江潭の深浄なるを見れば、秋色愛すべく、軽漣は動かず、鏡遠虚を涵す。
忽ち浴びんと思ふ意有り。
遂に衣を岸に脱ぎ、身を跳らして便ち入る。
幼きより水に狎るるも、成人已来、絶えて復た戯れず。
此の縦適に遇ひ、実い宿心に契へり。
且つ曰はく、『人の浮かぶは魚の快なるに如かざるなり。
安くんぞ魚に摂はりて健游するを得んや。』と。
旁に一魚ありて曰はく、『顧だ足下願はざるのみ。
正に授くるも亦易し。
何ぞ況んや摂はるを求むるをや。
当に足下の為に之を図るべし。』
決然として去れり。
未だ頃くならずして、魚頭人有り。
長さ数尺、鯢に騎りて来たりて導従数十魚あり。
河伯の詔を宣して曰はく、『城居と水游、浮沈道を異にするも、苟しくも其の好むに非ざれば、則ち波に通ずるに昧し。
薛主簿意は浮深を尚び、跡は閑曠を思ふ。
浩汗の域を楽しんでは、懐ひを清江に放ち、巘崿の情を厭ひ、簪を幻世に投げん。
暫く鱗より化するも、遽かに身と成るに非ざれば、権りに東潭の赤鯉に充つべし。
嗚呼、長波を恃みて舟を傾くれば、罪を晦きに得ん。
繊鉤に昧みて餌を貪らば、傷を明に見はさん。
或いは身を失ひ、以て其の党を羞しむること無かれ。
爾其れ之に勉めよ。』と。
聴きて自ら顧みれば、即ち已に魚服せり。
現代語訳
(生き返った薛偉が)言うには「私は病気になり苦しみだし、熱に冒され、どうにも我慢できなかった。
急にもだえ苦しみ、病気のことを忘れて、熱を嫌がり、涼を求めて、杖をついて出かけた。
それが夢であったことはわからなかった。
すでに町を出ると、その心はうれしそうに生き生きとして。籠の中の鳥や檻の中の獣が逃げ出せたかのようであったが、私を知るものはいなかった。
段々と山に入っていき、山道を歩いているとますます苦しくなり、そのまま山を降って川のほとりを歩き回った。
川の淵が深く澄んでいるのを見ると、秋の景色は素晴らしく、さざ波も起きず、鏡のような水面が遠く空を映している。
不意に水に入りたいという気持ちが湧いてきた。
幼い頃から、水に慣れ親しんでいたが、成人してからは、二度と水に親しむことなどなかった。
ここで思う存分泳ぐ機会に出会い、実に日頃の願いが叶った。
そして、『人間が水に浮かび泳ぐのは、魚の速さには及ばない。
どうして、魚に代わって上手に泳ぐことができるだろうか(いやそんなことはできない)』と言った。
そばに一匹の魚がいて言うことには『それはだたあなた様が、願わないだけなのです。
(あなたに魚の体を)正式に授けることも簡単です。
ましてや、魚に代わることを求めることはなおさらです。
あなた様のために試してみましょう。』と。
きっぱりと去っていった。
しばらくして、魚の頭をした人が現れた。
背丈は数尺、メスのクジラに乗ってやってきて、お供の魚が数十匹いた。
川の神の詔を読み上げ言うには『町に住むことと水中に泳ぐこととは、浮くと沈むとの道の違いはあるが、仮にそれを好むのではないとしたら、水中生活を理解することができない。
薛主簿の心は深い水の中に浮かぶことを重んじ、行動は静かで広い空間と思っておられる。
広々とした空間を楽しんで、思いを清らかな川に解放し、(世間の)厳しい人情を嫌い、はかない世の中での役人を辞めようとなさっておられる。
しばらくの間、鱗から(魚の姿に)変化するが、すぐに中身まで魚そのものになるのではないから、とりあえず東の淵の赤い鯛とする。
ああ、大波を頼りに船を転覆させたならば、罪を釣り針に惑わされたて餌を貪るならば、傷を人間界にさらすことになるであろう。
また命を失い、その仲間(魚)に恥をかかせるようなことをしてはならない。
あなたはこういうことに努力しなさい。』と。
(私は)聞き終わって自分を見ると、すでに魚の服を身につけていた。
重要ポイント
【ピンク】重要な漢字・句法
【オレンジ】指示語が指す内容・省略されている内容など読解に必要なこと
【黄色】プラスアルファの内容(本文には関係ないけど重要なこと)
【1】曰、「吾初疾困、為熱所逼、殆不可堪。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【2】忽悶、忘其疾、悪熱求涼、策杖而去。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【3】不知其夢也。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【4】既出郭、其心欣欣然、若籠禽檻獣之得逸、莫我知也。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【5】漸入山、 山行益悶、 遂下遊於江畔。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【6】見江潭深浄、秋色可愛、軽漣不動、 カ鏡涵遠虚。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【7】忽有思浴意。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【8】遂脱衣於岸、跳身便入。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【9】自幼狎水、成人已来、絶不復戯。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【10】遇此縦適、実契宿心。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【11】且曰、『人浮不如魚快也。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【12】安得摂魚而健游乎。』
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【13】旁有魚曰、『顧足下不願耳。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【14】正授亦易。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【15】何況求摂。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【16】当為足下図之。』
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【17】決然而去。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【18】未頃、有魚頭人。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【19】長数 尺、騎鯢来導従数十魚。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【20】宣河伯詔曰、『 城居水游、浮沈異道、苟非其好、則昧通波。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【21】薛主簿意尚浮深、跡思閑曠。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【22】楽浩汗之域、放懐清江、厭崿之情、投簪幻世。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【23】暫従鱗化、非遽成身、可権充東潭赤鯉。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【24】嗚呼、恃長波而傾舟、得罪於晦。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【25】昧繊鉤而貪餌、見傷於明。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【26】無或失身、以羞其党。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【27】爾其勉之。』
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【28】聴而自顧、即已魚服矣。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
ここまで執筆完了❗️日々解説を加えていきます!
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定期テスト予想問題
現在執筆中!
これで全て終了です❗️
魚になったその後の物語がこれから描かれます!!
楽しみですね✨
句法や重要語句もしっかり復習&トレーニングをしましょうね✏️
最初にもお伝えしましたが、、、
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
またお会いしましょう!定期テストがんばれ〜🐻
じゃあね〜、バイバイ!