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授業前にひとこと
今回は『秋浦歌』について扱っていきます❗️
近体詩と呼ばれる漢詩ですね。
この漢詩は白髪の老人となってしまった、自分を嘆いている詩です。
さて、いつも授業前に説明することですが…
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勉強のポイント
①どんな風景を描いているのかをイメージしよう！
②単語・重要ポイントをインプットしよう！
③限定の句法を学ぼう。
本文
「秋浦歌」
白髪三千丈
縁愁似箇長
不知明鏡裏
何処得秋霜
重要単語
| 秋浦 | 李白が晩年を過ごした土地 |
| 三千丈 | 実際の長さではなく、誇張表現 |
| 明鏡 | 曇りのない澄んだ鏡 |
| 秋霜 | 秋に降りる霜 |
書き下し文
「秋浦の歌」
白髪三千丈
愁ひに縁りて箇くのごとく長し
知らず明鏡の裏
何れの処にか秋霜を得たる
現代語訳
秋浦の地での歌
白髪は三千丈ほどあるだろうか
愁いによってこのように長くなってしまった
曇りのない澄んだ鏡のような川面の中（映る私の姿）
いったいどこで秋の霜にもにた白髪を身につけたのだろうか
重要ポイント
【ピンク】重要な漢字・句法
【オレンジ】指示語が指す内容・省略されている内容など読解に必要なこと
【黄色】プラスアルファの内容（本文には関係ないけど重要なこと）
【1】「秋浦歌」
《書き下し文》
「秋浦の歌」
《和訳》
秋浦の地での歌
《重要ポイント》
秋浦の地は李白が晩年を過ごした土地で、物寂しい美しさを好んでいたらしいよ🐰
【2】白髪三千丈
《書き下し文》
白髪三千丈
《和訳》
白髪は三千丈ほどあるだろうか
《重要ポイント》
【3】縁愁似箇長
《書き下し文》
愁ひに縁りて箇くのごとく長し
《和訳》
愁いによってこのように長くなってしまった
《重要ポイント》
似箇＝箇くのごとく＝このように
💡如此と同じ形で使われるよ！！
【4】不知明鏡裏
《書き下し文》
知らず明鏡の裏
《和訳》
曇りのない澄んだ鏡のような川面の中（映る私の姿）
《重要ポイント》
明鏡＝曇りのない澄んだ鏡
🐰本文では、静かに澄んだ川面を鏡に例えているよ！その鏡で自分を見ている様子が描かれているよ✨
【5】何処得秋霜
《書き下し文》
何れの処にか秋霜を得たる
《和訳》
いったいどこで秋の霜にもにた白髪を身につけたのだろうか
《重要ポイント》
何処A＝何れの処にかA＝どこからAするのか（疑問）
『処』が使われているので、場所を問いかける表現となっている
秋霜は何を表しているか？？
秋に降りる霜が白いことから、ここでは白髪のことを表しているよ🐰
ここまで執筆完了❗️日々解説を加えていきます！
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定期テスト予想問題
これで全て終了です❗️
漢詩は文章自体は短いので、重要語句と情景をイメージして覚えよう！
最初にもお伝えしましたが、、、
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします！！
またお会いしましょう！定期テストがんばれ〜🐻
