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- 授業前にひとこと
- 勉強のポイント
- 本文
- 重要単語
- 書き下し文
- 現代語訳
- 重要ポイント
- 【1】虎曰、「我有旧文数十編。
- 【2】未行於代。
- 【3】雖有遺藁、当尽散落。
- 【4】君為我伝録。
- 【5】誠不能列文人之口閾、然亦貴伝於子孫也。」
- 【6】傪即呼僕命筆、隨其口書。
- 【7】近二十章。
- 【8】文甚高、理甚遠。
- 【9】閲而歎者、至于再三。
- 【10】虎曰、「此吾平生之業也。
- 【11】又安得寝而不伝歟。」
- 【12】既又曰、「吾欲為詩一編。
- 【13】蓋欲表吾外雖異、而中無所異。
- 【14】亦欲以道吾懐、而攄吾憤也。」
- 【15】傪復命吏、以筆授之。
- 【16】詩曰、
- 【17】偶因狂疾成殊類
- 【18】災患相仍不可逃
- 【19】今日爪牙誰敢敵
- 【20】当時声跡共相高
- 【21】我為異物蓬茅下
- 【22】君已乗軺気勢豪
- 【23】此夕溪山対明月
- 【24】不成長嘯但成噑
- 定期テスト予想問題
授業前にひとこと
今回は『人虎伝』について扱っていきます❗️
この小説のポイントは…🐻
『虎になってしまった人間の物語』ということです👀
どんな人間が、なぜ虎になってしまったのか?
その理由は、過去に犯した罪によるものだった❗️
そんな漢文小説です📕
前回は虎になった李徴が頼み事をするシーンでしたね😊
今回も頼み事が続きます。さて、どんな頼み事なんでしょうか??
▼『人虎伝』の他の章はこちらから🐻
さて、いつも授業前に説明することですが…
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
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勉強のポイント
①李徴がどんな想いを詩に載せたのかを読み解こう!
②単語・重要ポイントをインプットしよう!
③反語の句法を学ぼう。
本文
虎曰、「我有旧文数十編。
未行於代。
雖有遺藁、当尽散落。
君為我伝録。
誠不能列文人之口閾、然亦貴伝於子孫也。」
傪即呼僕命筆、隨其口書。
近二十章。
文甚高、理甚遠。
閲而歎者、至于再三。
虎曰、「此吾平生之業也。
又安得寝而不伝歟。」
既又曰、「吾欲為詩一編。
蓋欲表吾外雖異、而中無所異。
亦欲以道吾懐、而攄吾憤也。」
傪復命吏、以筆授之。
詩曰、
偶因狂疾成殊類
災患相仍不可逃
今日爪牙誰敢敵
当時声跡共相高
我為異物蓬茅下
君已乗軺気勢豪
此夕溪山対明月
不成長嘯但成噑
重要単語
旧文 | 以前に作った詩文 |
遺藁 | 残しておいた原稿 |
口閾 | うわさ |
僕 | 従僕、召使い |
理 | 内容 |
閲 | 読む |
殊類 | 人間とは異なった種類、本文では虎 |
声跡 | 名声と功績、評判 |
長嘯 | 声を長く引いて詩を吟じること |
書き下し文
虎曰はく、「我に旧文数十篇有り。
未だ代に行はれず。
遺藁有りと雖も、当に尽く散落すべし。
君我が為に伝録せよ。
誠に文人の口閾に列すること能はざるも、然れども亦た子孫に伝ふるを貴ぶなり。」と。
傪即ち僕を呼び筆を命じて、其の口に隨ひて書かしむ。
二十章に近し。
文甚だ高く、理甚だ遠し。閲して歎ずる者、再三に至る。
虎曰はく、「此れ吾が平生の業なり。
又安くんぞ寝めて伝へざるを得んや。」と。
既にして又曰はく、「吾詩一編を為らんと欲す。
蓋し吾が外異なりと雖も、而も中異なる所無きを表さんと欲す。
亦た以つて吾が懐ひを道ひて、吾が憤を攄べんと欲するなり。」と。
傪復た吏に命じ、筆を以つて之に授けしむ。詩に曰はく、
偶狂疾に因りて殊類と成り
災患相仍りて逃るべからず
今日爪牙誰か敢へて敵せん
当時声跡共に相高し
我は異物と為る蓬茅の下
君は已に軺に乗りて気勢豪なり
此の夕べ溪山明月に対ひ
長嘯を成さずして但だ噑ゆるを成すと
現代語訳
虎が言うことには、「私には以前に作った詩文が数十編ある。
まだ世間に伝わっていない。
残っている原稿はあったとしても、すべてばらばらに散っているはずだ。
君が私のために書き留めて伝えてくれ。
実を言うと文人たちのうわさにならないとしても、それでも子孫に伝わることを重んじているのである。」と。
袁傪はすぐに従僕を呼んで書くことを命じて、その言葉をそのまま書き取らせた。
ニ十編近くあった。
文章はとても格調高く、内容も極めて深いものだった。
(袁傪は)読んで感嘆することが、何度もあった。
虎が言うことには、「これは私が以前に行った仕事である。
またどうして(その仕事を)途中でやめて、(世間に)伝えないでいられようか。(いや、いられない。)」と。
やがてまた虎が言うことには、「私は詩を一編作りたい。
私の外見は人間とは異なるけれども、しかし中身は異なってはいないことを示したい。
またそこで私の思いを語り、私の憤りを述べたいと思うのである。」と。
宴傪はまた役人に命じて、筆を用意させて授けさせた。
その詩に言うことには、
たまたま心の病気で異類のものとなってしまった。
災難が互いに重なって逃れられなかった。
今ではこの爪や牙に誰がすすんで挑んでこようか。(いや、こない。)
あのころ(私と君は)名声と経歴がお互いに高かった。
(しかし、)私は獣となって草むらの中にいる。
君はすでに(高官となって)馬車に乗り、その勢いは盛んである。
今夜はこの山谷の中で、名月に向かい、
声を長く引いて詩を吟じることもできずに、ただ吠えるだけである と。
重要ポイント
【ピンク】重要な漢字・句法
【オレンジ】指示語が指す内容・省略されている内容など読解に必要なこと
【黄色】プラスアルファの内容(本文には関係ないけど重要なこと)
【1】虎曰、「我有旧文数十編。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
ここまで執筆完了❗️日々解説を加えていきます!
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【2】未行於代。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【3】雖有遺藁、当尽散落。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【4】君為我伝録。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【5】誠不能列文人之口閾、然亦貴伝於子孫也。」
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【6】傪即呼僕命筆、隨其口書。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【7】近二十章。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【8】文甚高、理甚遠。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【9】閲而歎者、至于再三。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【10】虎曰、「此吾平生之業也。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【11】又安得寝而不伝歟。」
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【12】既又曰、「吾欲為詩一編。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【13】蓋欲表吾外雖異、而中無所異。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【14】亦欲以道吾懐、而攄吾憤也。」
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【15】傪復命吏、以筆授之。
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【16】詩曰、
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【17】偶因狂疾成殊類
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【18】災患相仍不可逃
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【19】今日爪牙誰敢敵
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【20】当時声跡共相高
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【21】我為異物蓬茅下
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【22】君已乗軺気勢豪
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【23】此夕溪山対明月
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
【24】不成長嘯但成噑
《書き下し文》
《和訳》
《重要ポイント》
定期テスト予想問題
現在執筆中!
これで全て終了です❗️
今回は第4章ということで、物語も終盤に差し掛かってきました。
難しい語句もたくさん出てきますが、焦らす、ストーリーと段落ごとのポイントをしっかり理解することが大切です。
句法や重要語句もしっかり復習&トレーニングをしましょうね✏️
最初にもお伝えしましたが、、、
⇧に載せてあります『重要単語・現代語訳・書き下し文トレーニング』をテスト1週間前から毎日やってみてください❗️曖昧な理解がなくなり、成績が爆伸びします!!
またお会いしましょう!定期テストがんばれ〜🐻
じゃあね〜、バイバイ!